メランコリア

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「医師の手が持つ力」@スーパープレゼンテーション

2013-09-18 11:29:22 | テレビ・動画配信
スーパープレゼンテーション

 

【エイブラハム・バルギーズ「医師の手が持つ力」】



コナン・ドイルがシャーロック・ホームズのモデルにしたのは、恩師ジョゼフ・ベル。
ベルは患者を正確に観察して、見事にいろいろ言い当てたという。

 

実は、「触診」は意外と歴史が浅い。1700年代後半に「打診法」を考案したのはアウエンブルッガー。
その1~2年後にラエネクが「聴診器」を発明。

 

その前までは理容師が外科的処置をしていた。(原始的ってコワイ・・・瀉血とかあり得ない/涙

 

自分が研修を受けていた頃は、ちゃんと患者と向き合っていたが、最近はパソコンと向き合っている医者ばかり。
iPatient(PC内の医療データ)は、手厚いケアを受け、生身の患者はほったらかしにされて困っている。

患者が医者に誰にも言えないようなことを打ち明け、服を脱いで体を触ってもらう、これは極めて重要な儀式です。
ざっと診て終わり・・・それでは患者との信頼関係は築けません。



エイズの末期患者は、自分から胸を見せようとしてくれた。
もはや肺や心臓に異常がないかを調べるためではない。
医師が患者にあるメッセージを伝える儀式なのだ。

“ずっとサポートするよ。見放したりしない。最後までそばにいるよ”という。


とても感動的なスピーチだった。バルギーズさんは素晴らしいストーリーテラーでもある。
私も、パソコンばかり見て、患者と目すら合わせない医師とは信頼関係を結びづらいと思っている。
最新機器や技術も必要だけど、医学も人とのコミュニケーションであり、サービス業だ。
そして、手がもつパワー。母が子に触ったら軽い腹痛くらい治せるもんね。


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