メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ドラマ『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(2018 全6話)

2018-06-09 15:24:20 | ドラマ
ドラマ『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(2018 全6話)
“スクールロイヤーと呼ばれる学校弁護士が、いじめ、体罰、モンスターペアレント、
 教師のブラック労働といった教育現場の様々な問題に立ち向かう学園ヒューマンドラマ”


出演:
高城法律事務所
高城英子 南果歩 社長
田口章太郎 神木隆之介

中学校
倉守賢三 小堺一機 校長
三浦雄二 田辺誠一 教務主任
望月詩織 岸井ゆきの
宇野浩平 佐藤隆太
駒井朋子 濱田マリ
曽根崎啓介 菅原大吉
山下未希 森七菜
水島真紀子 堀内敬子 娘・マホ
ほか


神木隆之介くん主演てことで予録して観た
法廷ものはもともと好きなジャンル


あらすじ(ネタバレ注意

●第1話
3年1組の水島マホの母親が「娘に体罰があった」と学校に言ってきた
マホが教室で騒いでいたら、望月先生が手をつかんで席に座らせたため、担任をかえてほしいと校長に訴える



母親:
望月先生は教師3年目 新人で最初から不安だった 娘は学校に行くのが怖いと言ってる
不登校にでもなったら訴えますよ!


屋上で三浦と議論していた田口と三浦
三浦:私は教師になって25年 今は教務主任で授業に立ちたいけど・・・



田口:
3時間も経ち、教師は授業に出られず、生徒は学習権を奪われた
3年以下、または50万円以下の罰金です
アメリカではもう導入されているが、
日本では今年度から「スクールロイヤー」が一部導入されました(これはホント?



母親は怒りながら帰る

今日から派遣された田口 週に2回学校に来る
モンスターペアレント、セクハラ、パワハラ、放課後トラブル、いじめ
すべて法律で解決する
・・・と言われてもピンと来ない教師たち



校長は喜ぶが「これからはもう少し穏便に」と事なかれ主義

三浦:不安な親をいきなり法で追い出すのはいかがかと 保護者対応も職員の大事な仕事です
田口:望月先生は“申し訳ございません”と何度言いましたか? それでもガス抜きに付き合えと?

望月:私は大丈夫です
田口:おかしいままにしておくと、さらにおかしくなるんです




高城法律事務所の社長・高城英子は、田口がモメたのはお見通し
学校に推薦したのはエイコ(また赤着てる
田口:学校問題、僕、もっとも向いてないと思いますよ

望月はまた水島宅に行き、怒られて、娘に体罰をしたと「覚書」を書けと言われ、校長に相談する
水島から「1人で家に来い」と言われた経緯を話すと、同僚からまで責められる



田口:
署名・捺印をすると、やってないことも、やったことになってしまう
でも、監禁されて強要されたと言えば・・・

(まず、法律から見直しが必要では?

三浦:それでは保護者との関係が悪化し、望月先生を追い詰める 私が対応します
校長:とにかく穏便に 今の教育現場では手を出したらアウトです

田口:教師になったのは、なんとなく? しかたなく? なりたかった?
生徒の作文に可愛いフセンを貼って褒めているのを見て、望月はなりたかった派と分かる
田口:教師は今も昔も子どもがなりたい職業 身近な大人だから憧れる

泣き出す望月:悔しくて
田口:僕は先生の先生でもあるんです

水島宅を訪ねると、三浦には丁寧な対応をする母親

学校の階段で頭から水をかけられる望月
望月:水島さん、ちゃんと話そう
マホ:また体罰ですか?w

(生徒から教師の体罰も体罰では?
 イジメる側の子どもも親を見て育ち、こころに歪んだ傷をもつ場合もある

田代の弁当を頭からかけたため、田代に謝れと言う望月

母親:三浦先生の説得で覚書を破棄したのに 教育委員会ではなく、暴行罪で訴えます!
証拠として、友だちが撮った写メを見せる

田口:
手を出す=体罰じゃない 今回は教師の正当な指導
写メには泥水をかけられている様子も写っている そもそもスマホは持込禁止なはず

望月の退職届を見せる

田口:
母親の存在でこれまで事なかれ主義でおざなりにされてきた
それがあなたの娘さんを冗長させた
望月先生はそれを知っていて、全力で向き合おうとしたんですよ

三浦:
学校には学校のルールがある
あなたのやり方はこれまでの教員と生徒の関係を壊しかねない
教育は絶対的な信頼の場 法律は信頼関係が壊れた場で持ち出すもの
あなたのやり方じゃ通用しない

田口:“異議あり!” 僕はまだ法廷デビューできてないんです



この2人の対立もカギになるのか
1話が30分で短いけど、内容は濃い



●第2話
国選弁護士ってこんなくじ引きなの?驚 また外れる田口



学校では部の顧問をくじ引きで決めている
宇野は吹奏楽部をもってるのにバドミントン部も当たる
顧問を持ってない教師もいる

近所に住む老人・長沼から「吹奏楽部の音がうるさい!」と苦情がくる これで3度目



また望月が謝る 「窓を閉めて練習するよう指導したのですが・・・」
長沼:体調が悪くなった 訴えるぞ!

(日本もアメリカ並みになんでも訴訟にする国になったのかねえ

田口:
吹奏楽部の音は約50デシベル 自宅から学校まで約20m 騒音規制より下
それでも訴えるなら診断書が必要です



(騒音の感じ方は人それぞれだからねえ・・・

田口は望月らをご飯に誘うと、今からが仕事だと言われる
もう18:30過ぎ(出た、長時間労働!

望月:
授業後、部活動後に本来の業務が始まるんです
テストの採点、明日の授業の準備、保護者からの相談対応・・・
大体帰りはいつも夜10時、11時 朝は8時から 朝練のある部活顧問は7時から
週末は、部活動の大会の引率や、平日残った処理で潰れる


(死んでしまうよ・・・

田口:残業代とかどうなってんだ(弁護士も長時間労働じゃない?

夜中、体育館でバドミントンの練習をしている宇野



(バドミントンを初めてやるのに、明日から教えなきゃならないって!
 これじゃプロ選手を育てる土台にもならない

宇野に残業代のことを聞くと



宇野:これはあくまで自主的な活動ですから
田口:そう主張するよう言われてるんでしょ?


事務所では大きな事件の勝訴を祝っている

学校の勤務表を見ると赤100時間超え、黄色80時間超え、緑50時間超え
しかも宇野は「非正規教員」で、休日は日当3000円?!









田口:
完全なブラック ブラックの先にはブラックボックスがある 非正規教師の存在
正規と不正規、何も違わない 違うのは給料だけ 同じ仕事でも年収は280万円程度
僕よりは多いですが・・・

エイコ:
学校が抱える長時間労働の闇は、企業よりずっと深い 無法地帯ね
学校だからと許されてしまう

(誰も訴えない 訴えられないのか
 学校同士つながっていて、免許剥奪も怖いだろうし

三浦にも訴えるが、野球部顧問じゃないのに、顧問がぎっくり腰になった代わりにやっている



田口:
6割が「過労死ライン」を超えている あなたは教師の指導管理の立場だ
月平均100時間超えって、あなた自身が一番深刻だ

三浦:学校には学校のルールがある
田口:そのルールが間違ってるのを分かってるんじゃないですか?

三浦:
田口先生は「ゆとり世代」でしょ その頃からですよ私たちのゆとりがなくなったのは
教師の数を増やして欲しい でも少子化で教師を減らそうとする 代わりに非正規を増やす
いびつな労働環境を強いてるのは国なんですよ

(毎年、教員免許を取る学生はいるだろうに なりたがらないのか?

保護者からケータイに直接電話が来る(「24時間働けますか?」だな
ノックを押しつけられて腰にくる田口



また吹奏楽部の練習に直接怒鳴り込んでくる長沼 今度は仲間のじいちゃん2人連れてきた



田口:「受忍限度」社会生活を営む上で音や振動が通念上我慢出来るかかどうかの範囲です
宇野:今度よかったら、生徒たちの練習をご覧になってください

(民事はどれも結局はコミュニケーションの問題なんだな

宇野:近隣トラブルは時間をかけて分かってもらうしかないですよね
田口:楽しいですか 教師の仕事? 非正規なんですよね



宇野:
そのこと知ってるの、教員でもほんの一部ですよ(隠してるの!? それじゃ一般人も知らないよ/驚
生徒や保護者にもとくに伝えていません 正規じゃないと不安がられますから
だから早く正規になりたい でも教員採用試験は難関だから
日々の仕事に追われて試験勉強が追いつかない(教師を増やさないといけないのに?

田口:正規になってもブラックな環境は変わらない

宇野:
私は元サラリーマンで、27歳で思い切って脱サラしたんです
前の職場環境は良くて不満はなかったけれども
大学の時、教員免許を取って、中学生に教えた時のことが忘れられない
教師は生徒の人生に関わる こんな嬉しいことはないですよ

田口:限界ですよ そんな「やりがい搾取」はいつ崩壊してもおかしくない

(元サラリーマンのほうが、この歪んだ「学校ルール」を客観視出来るのでは?
 自分の家庭や子どもは放っておいて、他の子の教育は可能なのか?

宇野の母が民間の老人ホームに入ることが決まっていたが、
今週中に返事がないなら次の人に回すと言われたと電話が来る

(医療現場のルールも変なことばかり・・・

田口:有給取ればいいでしょ?

校長に話したら断られる



校長:平日に休みを取れば、2日分の授業を受け持つ人がいない 週末は部活の大会の引率がある
田口:有給を取る権利があります
校長:今年度が始まったばかりで、今が繁忙期なんです 私には「時期変更権」がありますよね?

田口:これが企業なら「労働基準法」で6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金です(それも軽すぎる

校長:あなた、私たちの味方なんですよね? 授業を自習にすると保護者からクレームがくる

(まずは保護者の意識改革か 国は頼れないから

三浦が代行すると申し出る(こういう人が死んじゃうんだよ

仕事をやり遂げたと自分へのご褒美に寿司を食べる田口

エイコ:
裁判に買った後のワイン、あんまり美味しいもんじゃないのよ
私が田口くんくらいの時、法廷はオセロと同じだと思ってた
黒を白、白を黒にするのが面白かった

でも、法律は諸刃の剣なの 正義を守る武器にもなるし、凶器にもなる
黒は黒、白は白のままの場合もある

田口:学校で法律用語を使ってると、ここ法廷なんじゃないかと思う時がある

(ヒトがヒトを裁くのは難しい
 まず、教育から見直さないと その先が社会生活だから
 てか、この会話も夜してるから、長時間労働では?


翌日、校門で生徒を出迎えている宇野(これは何のために立ってるの?
宇野が自分から有給を断り、ホームにムリをゆって徹夜で引越しをした



田口:
まるで「桃太郎」だ 宇野先生たちは犬・猿・雉だ
きび団子1つで過労死のリスクを抱えて過重労働している

それを率いる桃太郎はあなただ あなたはリーダーに向いていない
他の先生のためにも教務主任辞めてもらえますか?
あなたが休まず働けば、他の先生も従うしかない



三浦:
カチカチ山だったかな、最後に沈むのは泥舟でしたよね
今の学校が泥舟と自覚している でも今すぐ新しい船を造ってくれるんですか?
泥舟でも生徒が乗っているかぎり沈ませるわけにはいかない

(そんな大人を見て育てば、子どもも同じ価値観がになるよね
 子どもも勉強、塾、部活でいっぱいいっぱいだし
 みんなで一体、どこを目指してこんなに頑張ってるんだろう
 そして、「頑張れない人」は振り落とされていく



●第3話

田口:
苦手なんですよ、日本人独特の「精神論」「根性論」
太平洋戦争でも「1億玉砕」で悲惨な結果を招いたじゃないですか

(国は、無意識に敵国に突っ込んでくれる国民を育てたいのでは?

バドミントンの生徒が怪我をする
1年生の早川が振ったラケットが、チヒロの右目に当たり、医師の診断で大幅な視力の低下は免れない
保護者は「学校に落ち度があったのでは」と抗議

(体育館であんなに過密に練習してるのもおかしくないか?

宇野:早川はシャトルを遠くに飛ばして悪ふざけをしていた 私は他の生徒の指導で注意できなかった

田口:学校での事故は、予見できたか、回避できたかがポイント 今回は危険回避は難しかった

チヒロ側の五十嵐弁護士が来て、田口は若すぎるとか、
「軒弁」(軒先を借りてる弁護士 固定給が入らない)とかツッコムが

超難関の予備試験を受けて弁護士になったことを事前に調べて、けん制してくれているのが嬉しいと応える田口
五十嵐も予備試験組(予備試験て何だろう?



五十嵐:事故は入部したての新入生同士 裁判も辞さない 親御さんは訴える予定です

事例を調べる田口 ほとんど学校側の「過失」になっているが
五十嵐弁護士は示談をチラつかせて賠償金を上げるタイプだと分かる





「安全配慮違反」で訴えられたら負ける可能性もあるが示談に持ち込める可能性もあると伝える

三浦:事故が起きた時、宇野先生は居眠りをしていたそうですね(過労からのミスも当然のこと

校長:
こうしたことはまずは教員の責任が最重要視される(クビにするつもり?
学校は対応していたが、宇野先生のせいで起きたということにしましょう

田口:トカゲの尻尾切りだ

校長:幸い、宇野先生は非正規 代わりは見つかりますよ 早速「教育委員会」に報告します

(校長<親<教育委員会って構図か 最高の立場にある「教育委員会」が一番現場が見えていないのでは?

教師ら:明日は我が身だよな・・・



エイコ:
この案件から手を引きなさい
スクールロイヤーは学校で起きたトラブルを仲裁するのが本来の役目
訴訟の可能性が出た以上、私が対応する


宇野宅を訪れる田口

田口:
あれだけの過重労働なら居眠りしてもおかしくない 訴えませんか、学校を
保護者は宇野先生を、宇野先生は学校を訴えて、どこに責任があるか三つ巴でハッキリさせるんです
大切な夢なら全力で戦うべきだ!

(レッテルがついたら、正規でも雇う学校がなくなるって不安も出るよな

医師に労働時間表を見せて、分かりやすい診断書を書いて欲しいと頼み
小柴法律事務所のコジマ弁護士に協力を頼む






教室ではケガをさせてしまった早川がずっと部活を休んで悩んでいる
(責任問題というより、ケガしたほうも、させたほうも傷ついている精神面を支えるカウンセラーも必要だ

三浦:事故は君のせいじゃない チヒロのお見舞いに一緒に行かないか?
(やっぱ法律うんぬんより、コミュニケーションなんだ

宇野は学校を訴えることを止めた

宇野:
私は教師失格です 裁判になれば2年くらいかかる(日本の裁判は長引くからねえ
早川はまだ13歳 卒業するまでずっと引きずることになる
教師の夢は諦めます

エイコ:保護者との面談に同席して 穏便に示談することがベストだと主張するの
田口:そして学校は守られる

示談となり、宇野は「一身上の都合」で辞めることになる
宇野:塾講師に転身します 正規待遇で

(教育は学校だけじゃないしね むしろ外部のほうがイイかも

今度は2年生の平川が万引きしたと電話が入る(どんどん事件が起きるねえ
生活指導が動き、宇野のお別れ会どころじゃなくなり
一人、ひっそり学校を出る宇野

「教師になりたかったな」


また三浦に噛み付く田口
三浦:生徒がそこにいるかぎり寝ちゃダメだったんですよ
田口:今も昔も学校ってところは面白すぎます!(馬鹿馬鹿しいという意味

三浦は一人で家に帰る 親子3人の子どもの絵、写真が飾ってある
離婚届を出されてるのか 家族も愛想が尽きるよね
まずは自分の家庭を見直さないと



また電話があり、万引きした生徒の親が「学校の責任者を呼べ」と怒っていると聞き、すぐに対応に出かける



●第4話
警察の会計係?で熱弁をふるう田口(警察にレジとかがあるの? 罰金を支払うとか? 知らないことだらけ





田口:
おかしな法律は世界中にたくさんある
犬を1日3回散歩させないと罰金のイタリア
ファッションセンスの悪い男は外出禁止させるNY州
日本じゃ財布を落として、拾い主が希望したらお金を払わなくちゃいけない(そーなの?!

教職員の負担を減らすため、いきなり3つ廃部した校長
改革したぞ!と保護者へのアピールだと皮肉る駒井先生
廃部したのはソフトボール、天文、囲碁将棋

囲碁将棋部の山下に「同好会にする希望を出すことも出来る」という三浦
(同好会に顧問はつくの?

宇野の代わりが見つかるまで担任を引き継いでいる三浦
3年2組の小嶋の不登校生徒の対応もしているが
久しぶりに生徒と向き合えてイキイキしている三浦

田口:あなたはブラックキングだ 


小嶋家を訪ねる三浦 田口も来てる
田口:不登校にも法的対処が必要ですね



家庭に通って1ヶ月だが原因はまだ分からない(ムリして学校に行かなくてもいいのでは?
きっかけは地毛が茶色で、校則では茶髪禁止で、生活指導に黒髪に染めるよう指導されたから(!

田口:それ、人権侵害
母:アメリカにホームステイして、向こうは髪も服装もピアスも自由でやってられないと言って

田口:校則を変えればいい
三浦:これはきっかけに過ぎない 不登校は複合的な理由によって起きるケースが多い




登校時に「靴が派手だ」「スカート短すぎる」と言っている生活指導がコジマの担任
黒髪にすべきかは教頭に相談した→教頭は校長に言ったとなすりつけ合い

田口:ブラック校則はさっさと変えましょう 少なくとも特例を作るべき
教師:茶色に染めて地毛だという生徒が絶対出るな

三浦:校則は全校生徒に向けているから意味がある(個性を否定してみんな同じにしたいのか
校長:私が学生の頃は五分刈りですよ



田口:
三浦先生の意見も一理ある 全体のルールは個に対応していない
校則を法律に置き換えると判断に迷うな



(私の時も馬鹿馬鹿しいのがたくさんあったな ネクタイの太さとか
 馬鹿馬鹿しいから、みんな逆に細くカスタマイズしてた



エイコ:やけに入れ込んでない?
田口:他には離婚調停くらいしかないんで
エイコ:学校ダイキライなあなたこそ導ける答えがあるでしょ

三浦:
ブルース・リーの『燃えよドラゴン』“考えるな 感じろ”シンプルは強い
校則で傷ついている生徒がいるのは事実 校則を見直してみませんか?

田口:
いっそ校則全体に踏み込みませんか? 1から見直すんです
生徒がどう思ってるか聞いてみましょう




生徒:おかしな校則なんて一杯ありますよ
田口:なら主張すればいいのに デモとかストライキとか(日本人は従う派だからねえ

全校生徒に呼びかけることになり喜ぶ生徒 放送や、プリントを配る

田口:その結婚指輪 家族はどーなってるんです? 離婚調停なら特別価格でお受けしますよ

校長はやる気になっている教師に釘を刺す



小嶋にもプリントを渡すが顔色は良くない





校則改革その1:スマホ持込禁止(まずはそこからか
A:授業中見る可能性もあるから×

校則改革その2:天然パーマだが、校則のためにストパーかけてるって!

校則改革その3:スカート丈がひざ下は厳しすぎる
男性教師:個人的には短いのはイイと思うけど 落ち着いて学校生活を送らせるためのマナーだから(誰が落ち着くの?

校則改革その4:後ろ髪は束ねないといけない

校則改革その5:生まれつきあるアザを化粧で隠したいが化粧は禁止

(どんどん却下されて意味なし それに女子生徒への偏見が多くないか?

田口:要求の3割は納得できる

コジマはひきこもりに悪化

田口:校則を見直すことで「学校に戻れ」とメッセージを送ってしまい、プレッシャーを与えてしまったんだ

(田口が例に出したコンビニのトイレに「毎日キレイに使ってありがとうございます」と書いてあるのは
 「キレイに使いましょう」と注意するより効果があったからって聞いたことがある
 良心に訴えるほうが、ヒトは自分で気をつけるようになるとかなんとか


コジマの家に行く田口と三浦

田口:
君、そうとう学校キライでしょ でもキライ度で言えば、僕のほうが勝つ 小学校の時からだから
小1の時1+1=2じゃないと言ったら先生に間違ってると怒鳴られた

中学に入ったらなにか部活に入れって いやいや、部活は自主的な活動だから好きにさせてくれよって
とにかく右向け右 窒息しそうだった(同感

僕は中3の時イジメられて不登校になった
この微妙な空気感 “可哀相”という無言のメッセージ
時間が経つとその人間のアイデンティティになる

不登校になった時、学校は「転校しませんか」と言ってきた
転校するならイジメた側じゃないか 転校してまた学校のルールに縛られるのか

勇気をかき集めて、自ら学校に背を向けると決めた
義務教育は教育を受ける権利 でも受けない権利もある 積極的不登校を選んだ

高校にも行かず「フリースクール」に通ったら楽しかった!
今の世界、いくらでも外の世界とつながることは出来るから(選択肢が多いのはいいと思う

ただ、三浦先生から言わせたら、学校のいいところもある
だから行くか行かないか決めるのは君じゃないとダメなんだ
君が選んだ道が正解だから



部屋から出て来る
コジマ:今はまだ分からない でも選ぶよ、自分で

プリントの答えを見て
田口:シンプルだねえ!




三浦:
あなたがスクールロイヤーに推薦されたのが分かった気がする だが、あなたは向いていない
あなたは怖い人だ 主張が通れば、学校などなくてもいいということになる(いいんじゃない?

田口:今の学校問題、あなたのやり方じゃ通用しない 今までのあなたのやり方じゃ生徒は救えない




夜の教室の2階から飛び降りる山下





●第5話
田口は太郎の「太陽の塔」が好きだという

田口:
あれには3つの顔がある 過去の顔、現在の顔、未来の顔
過去は真っ黒で、現在はムスっとしていて、その上に金色に輝く未来の顔がある
少し上を向けば未来は変わる でもそれが信じられなくなる
人が自ら命を絶つってそういうことなんだろうな

三浦:
山下が転落した 植え込みで一命はとりとめたがかなりの重症 自殺を図ったんだ
単刀直入に聞く このクラスにいじめがあったかなかったか?

アンケートではなかったと出る
望月:本当のことは書かないと思います
駒井:アンケートは“学校は調査しました”っていうアリバイ作りだから

田口:どういう生徒だったんですか?
「フツーだった」としか答えられない校長らに対して、三浦は細かく伝える とても真面目だった
本人は意識を取り戻してからも無言

三浦:そういえば、あの日、様子がおかしかった 私は彼女のサインを見逃したのかもしれない
囲碁将棋部の教室の前で立っていたことを思い出す

田口:僕が洗いざらい調べます いじめの対処はスクールロイヤーの役目ですから


囲碁将棋部の部室に入る田口と三浦
田口:ここが彼女の居場所だったのでは? それがいきなりなくなって居場所をなくした



山下と塾がいっしょの水島
水島:飛び降りる3日前 ケータイを見ながら泣いていたのを見ました
三浦:親御さんが山下のケータイがないと言っていた

部室を探すとロッカーにある
「ミキちゃんの告白応援団」というLINEに「脱げ」などの文と「5回目の告白」という動画がある





指示に従い、言われた相手に無理やり告白し、自ら服を脱ぐ動画を校長らにも見せ、
いじめていた4人のデータを見せる



(今はいじめもIT化か? いじめは立派な犯罪 それにスマホを調べればすぐに身元も分かるのに

田口:
「ウソ告」学校でイケてる男子に告白させる
「いじめ防止法」に基づき、加害者、保護者対応にあたります

武井リサは泣いて謝るが、部屋を出るとウソ泣き 彼女を避ける女子生徒

母親:
大丈夫 あなた(娘)は悪くないんだから
いじめっていじめられる側にも原因があるじゃないですか?

三浦:娘さんは罪の意識と向き合う必要があります

田口:
今回のケースは犯罪です 民法でも法的責任がある 保護者のあなたは監督義務違反
学校は「いじめ防止法」に基づき、指導するよう定めている(このためにスクールロイヤーを作ったようなものだろうね

三浦:他の加害者の保護者は納得されています

田口:次は被害者対応です

三浦:
25年教師やってきて、何度もいじめはあったが、生徒が命を絶とうとしたのは初めてです
これほどキツいとは・・・

田口:
やっと弱味を見せて、人間らしくなりましたね
弱いから人に頼るんじゃない 強いから人に頼る 助けてくれと言えるのは強さだ

(そうなんだよね ネットで愚痴を言える人は、実は強い 弱い人は弱さを見せない 他人にも自分にも

水島の両親にもいじめのプリントを見せると泣く母親






校長:今後はいじめ再発の防止 加害者への指導 被害者への支援 山下さんにも新しくやり直してもらうために・・・
田口:転校ですか?
校長:戻って来づらいでしょう

田口:今も昔も全然変わってないんですね なんでいじめられた側が転校しなきゃいけないんですか
校長:私立ならともかく、公立では生徒を強制的に転校させることは・・・

田口:教育委員会に掛け合えば?
校長:内申点のこともある

田口:
“子どものため”と言って保身に走ってるのが見え見えです
山下は命の抗議を行ったんだ! 証拠は残り、死んでもなお尊厳が傷つけられる
加害者生徒を転校させて、山下が戻れる環境を作るべきだ
今回ばかりは、あった事をなかった事に出来ないんですよ!

校長:
気持ちがいいでしょうね 思ったことをズバズバ言う
でも、あなたがそう出来るのも、組織を円滑に進めるために受け止める人間がいるからだ
こっちだって言いたい事をグッと飲みこんでる

私は事なかれを貫き通してきました それが学校を守るんです
事なかれを舐めるな! 早急に事態を収拾しないと他の生徒が混乱する

田口:校長の演説は、僕には1ミクロンも響かない

校長:
ずっと我慢してきたが、クビですよ
あなたのスクールロイヤー解任を教育委員会に要求します(そっちの権限もあるのか
この件はマニュアルに沿って収束させます これは私の命令です


エイコ:3ヶ月でクビって、もうちょっともつと思った

田口:
不当解任だと争います 自分でも驚くぐらい僕は小さい人間です
でも、小さいなりに何度自問自答してもおかしいという結論になる

フツーに学校に来る田口
田口:不当な解任だと反論書を出したので、まだクビではありません
校長:山下は転校したいと言っています(腐った所に戻るよりいいかも?

三浦:“騒ぎが落ち着いたら、次はお前だ”と言われた生徒がいる

鈴木の様子がおかしく、声をかけても「なんでもない」と言われて
三浦:先生、そんなに頼りないか? 困っているなら頼ってくれ それが先生の仕事なんだ



山下の母は、もう学校と関わりたくないと頭を下げる 本人は無言のまま
田口:本人の意志を確認させてください

田口:
今は転校うんぬんなど考えられない感じでしょ?
居場所って大切だから 昼休みとかそこに逃げることで戦ってきたんでしょ?
よく今まで戦い抜いてきたね それで抗議した

加害者の子たちはショックを受ける でもそんなのすぐに忘れ去られる 死に損だ
だからこそ、みんなに知ってほしい 死ぬことは武器じゃない
憲法第11条 国民の権利 これが君の武器だ 「訴訟委任状」を渡す



もし君が望むなら、加害者と学校を訴える
中学生だからこそ知るべきだ

当然選ぶのは君だ 戦う権利も、逃げる権利も、忘れる権利もある
君が選んだ道を僕は全力で支持する

山下:みんなが知って恥ずかしい 死んだらラクになれると思ったのに
田口:やっと君の声が聞けてよかった 他に心の中にあるものは何?

山下:悔しいです
田口:君はどうしたい?

山下:これ以上逃げたくない 忘れることもできない 戦えますか、私に?
田口:君は一人じゃない

訴訟委任状に泣きながら震える文字で書く

(これが「いじめ防止法」なのかな
 正解なんて誰にも分からない 法が第一とも言い切れない


エイコ:
「弁護士職務規定違反」よ 学校側は私に代理人になれと言っている
このままだと弁護士バッチまで剥奪よ

田口:クビにしてください 戦い方は1つじゃない



(やっぱり同じ体験を持つ人間じゃなきゃ、相手の心は推し量れないよね 医師なども同様



●第6話
メディアに向けてこれまでの経緯を話す田口(「きれいは汚い(シェイクスピア)」って何だろう?
メディア:スクールロイヤーは学校の味方の立場では?



「原告代理人」にコジマを立てる田口 2人は弁護士仲間



和解を求めるエイコ
損害請求は建前で、あくまで加害者生徒の転校を求める田口
うなづくだけのコジマ

校長:学校は無理やり転校はさせられない(被害者にはさせるのに?
コジマ:交渉決裂だね

いじめの件で学校への電話に追われる教師

三浦:山下が前を向けただけで十分でしょ クレーム対応で学校は揺れ続けている

田口:
今回が片付いても根本的解決にはならない この学校、壊れかけてるから
泥舟の穴はもう防ぎようがない




田口:
どこまで突き進もうか? 収め方っていろいろあるから
正しいことって面倒臭いんだよ これから先面倒なことがたくさん起きる
誰もそこまでいったことないなら、学校の新しい景色が見えるかも

山下:それ見たいかも 信頼してるから田口先生のこと 私は大丈夫


ファミレスにいる田口のところに校長が来て、もう許して下さいと謝る
校長:私、『素晴らしきかな教育』て本を出版する予定なんです
断ると怒って帰る




【裁判前の第2回 和解交渉】(ほんとに裁判劇っぽくなってきた

加害者全員がいじめに加わっていたのではなく、3人は武井からいじめを強要されていた
3人は「従属的加害者」 自分がいじめられるのが怖くて加わっていた
保護者からは「同様に転校させられるのはおかしい」と言われる

(同罪だと思うけどね 法的には刑罰は下がるのか?

エイコからは「訴えを取り下げて」と言われる

田口:山下から託されたけど、本当に行き止まりなのかな

三浦:
今立ち止まると学校は従来通りのやり方でおさめる 何も変わらない
自分でもよく分からない 学校の新しい景色があるのなら、私も見てみたい

田口:3人も加害者に変わりない 訴えは取り下げない
コジマ:行き止まりかどうかは先に進まないと分かりませんから
エイコ:保護者、マスコミらと徹底的に話し合うしかありませんね


【2週間後 いじめの経過と対策臨時説明会 当日】
保護者に経緯を発表する



関係者席に加害者、被害者の親族も来ていない
田口も校長の工作で教育委員会に呼ばれていない
校長:議論などせず、さっさと終わらせよう

校長:加害者生徒は学校側で指導にあたり、被害者には新しい環境で新規一転頑張っていただきたい

三浦から具体的対策の説明:
今、校長が話したのは公立の一般的な対応です
それが正しいのか間違っているのか、私には分からないです

学校には学校のルールがある でもそれが今の学校問題に対処できているのか
みんなで議論するべき みんなの意見も聞きたい
どう対処するべきだと思いますか?

保護者:それは学校が決めてくださいよ
保護者:とにかくこの騒動を早く収めて下さい
保護者:ウチの子は勉強があるんです 巻き込まないでください!

(学校の組織もだけど、親の意識改革が先か・・・

そこに田口が来る



田口:
こうなると思ってたら、やっぱりこうなるんだなあ
これはあなたたちの問題だ!

この学校で1人の生徒が命を絶とうとした
あなたの子どもだったかもしれない
これは学校が壊れかけているサイン 不安じゃないですか?

法律では加害者、従属的加害者も罪に問える
その先には、いじめを見てみぬフリをする傍観者、間接的加害者もいる
それは、あなたの子どもかもしれないんだ

大人の世界にもいじめがある だからこそ今ちゃんと向き合わなきゃならない
黙ってないで声を上げましょう!

25年間教師をしてきた三浦先生でさえ分からないと言っているんです
僕は3ヶ月間関わっただけでも不安で仕方なかった
学校の膿を出し、それが学校の利益になると僕は信じています

(不登校だったコジマくんもいる

三浦:
学校には新しいルールが必要 未来の子どものためにも
いっしょに作っていきませんか?



田口は結局解任される

望月:ずっといて欲しかった 先生の先生だから

田口:
加害者4人は「別室登校指導」させると答えが出た
いつ解かれるかは彼女たち次第

(「別室登校指導」て初めて聞いたが、何だろう???

山下:それが新しいルール じゃ、頑張って学校に戻ろうかな
田口:頑張らなくてもいい 積極的不登校もあるから

新しいスクールロイヤーを校長に推薦するエイコ

校長:そもそもなんで彼みたいなのを推薦したんですか?
エイコ:田口くんは今の学校問題に爪あとを残したのでは?

(みんな1つのニュースなどすぐに忘れるけどね

校長はやっぱり本を出した
エイコ:なんか校長が今回の提案を出したみたいになってません?



田口:
これからも過労死しない程度に頑張ってください
家庭が壊れかけていても食い止めることはできる

三浦:これからどうするんです?

田口:今回の功績を評価されて、うちに来ないかと学校から誘われている

放置自転車に文句を言う女性





田口:
勝手に動かしてはいけません 自転車にも所有権がありますから
動画で撮影された人にも肖像権がある プライバシーの侵害で訴えられる可能性もある

今度は高校に配属か



(法律はやっぱり理屈だな 次々と出てくる問題に絆創膏を貼っていくだけ 学校と同じくらい息苦しい
 世界にはヒトの数だけたくさんの価値観があって
 法ではなくコミュニケーションで心の根っこから変えていかないと
 それは日常生活から国際政治でも同じこと


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もふもふモフモフ 45分拡大スペシャル VOL.2

2018-06-09 15:07:37 | テレビ・動画配信
看板もふもふ@沖縄・那覇
「お手」というと、ちゃんと手を出してくれる!! ハイタッチまで!
とっても美肉球なネコさん












看板もふもふ@福岡・大牟田市
ビニルハウスで育てている花のチェック、そこで働くお父さんの働きぶりチェックも!w










温泉もふもふ@熊本 黒川温泉



動物大好きな古川雄輝くんが探訪するコーナー
ビビりなビビくんともすぐ仲良しになって抱っこすると
スタッフ「私たちですら抱っこさせてくれないんですよ/驚」



















もふもふハートフル物語@札幌



コロさんの飼い主は、これまでもたくさんの保護猫を飼い、看取ってきた





飼い主さん:
年だから、最後まで面倒みられなかったらどうしようっていう不安があって
なかなか新しいコを迎え入れることに躊躇していた


高齢者と保護猫をつなぐ「保護ネコカフェ」でコロと出会った







飼い主さん:こっちも頑張って長生きして、コロを看取りたいと思っています



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