メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ネット徘徊

2007-04-24 18:02:01 | 音楽&ライブ
こないだCDを整理してたら乙三.のデモなんかも出てきて久々聴いたら
やっぱりイイんだよね。めちゃめちゃ楽しくて、じぃ~んと泣ける曲ばかり。

■そんな乙三.のライブ映像がGYAOで見れます(5/21正午まで
♪真ん仲 は初聴き。相変わらずいい曲書くなあ!
創作さんにはヘアメイクさんでもついたのかしら?w
♪百 なんて聴けばもういろんなことが甦って胸が熱くなる。
♪お別れ は乙三にハマったきっかけになった名曲中の名曲。新宿のストリートで
偶然見かけて、友だちとの約束も遅らせて1ステージ思わず聴き入ってしまった。
以前よりオシャレなホーンアレンジに進化してる感じがする。
どんどん前に進んで行く無限大の可能性を持つバンドなんだ。
ライブは毎回ネタ満載w、笑顔と涙と元気とハッピーなどなどがいっぱい詰まってる。
いつ武道館やるかな?AXでもいいけどw
*オフィはこちら

『バベル』やっぱ観に行くべきかな?→部員への業務連絡
実はブリューゲルの描いた絵画「バベルの塔」は好きな1枚(この非現実的な不条理感
久々、話題作で「観たい」て思わせる作品。

Bjork:3年ぶりニュー・アルバム『Volta』2007.5.2 in store! 日本先行発売
またかなり進化してるのがジャケ見てもわかるなw

Macy Gray:3年ぶり4thアルバム『BIG』 2007/03/21発売中
タワーでDVDが流れてて思わず足を止めた。彼女の声には完全降伏。
『Live in Las Vegas (2005)』
最初の出会いはヒヤムがFatboy Slimを聴いてるってどこかでゆってたのを読んで、
試しに聴いたアルバムでフューチャリングボーカルだったその1曲♪DEMONS でノックアウトされた。
『Halfway between the gutter and the stars』


コメント (3)

『雨上がりの駅で』

2007-04-24 15:35:56 | 映画
『雨上がりの駅で』~Compagna di Viaggio(1996)イタリア
監督:ピーター・デルモンテ 出演:アーシア・アルジェント、ミシェル・ピコリ ほか

いい映画を観た。
いい映画は、ジャケを手にとって、ちょっとした説明文を見ただけで
すでにいい薫りを放っているものだ。
ここのところ雨が続いたせいもあって、この邦題に魅かれたのかもしれないな。
原題はイタリア語で「Compagna di Viaggio」。老人が持っていた少女の写真の裏に
親しみを込めて書かれた文字で「旅の道連れ」
ああ、わたしたちはみんな旅をする仲間なんだ。
どこに行くでもなく、誰に会うでもなく、ただ旅をすること自体が旅の目的。

あらすじ
無軌道なその日暮らしをする少女コラは、知人から「父が最近、家のカギも忘れて
毎日のように出かけてるみたいだけど、どこに行ってるのか尾行してほしい」と
バイトを頼まれる。
毎朝家を出て、ある時はバスに乗り、ある時は何時間も歩いて、謎の行動をする老人を
追いかけるコラ。
ある日、長距離列車に乗ってローマから離れ、「友人に誕生日のプレゼントをする」と
いう老人についていき、どうしていいか迷う少女だったが、日常の喧騒から離れて
老人のゆったりとした時間に付き合ううちに心の中が少しずつ溶け出してゆくのを感じる。


どこにでもいそうなおじいさんが、1つのトランクと鳥カゴを持って駅の待合室に座っている。
考えてみたらわたしはずっとこうゆう旅に憧れている。トランク1つでno plan。
飛行機なんて使わなくていいから、列車やバスを乗り継いで、時間も(できたらお金も)
気にしない旅。時々、どうしようもなく人恋しくなったりして。

主演のミシェル・ピッコリの出演作にハズレなし。ほんとうにいい俳優さんだ。
ジェラール・ドパルデューとか、マルチェロ・マストロヤンニとかね。
永遠にスクリーンで輝きつづける名優たち。


近所のビデオ屋で借りたらどちらも旧作なためか1本・1週間で100円て破格の安さ!
こんな素晴らしい作品をこんな激安でこんな平日の昼間から観れるなんて、なんて幸福!
何にも代えがたい自由で貴重な時間。
こんなしあわせな1日があったことを、わたしはいつでも覚えているべきだろう。
しあわせな時間はとても平凡で、そうでなかった時間よりも忘れがちだから。

窓を大きく開けたら外は曇りで、冷たい空気が部屋に流れ込んでくる。
向かいの家のコがピアノの練習をしている。
隣りの壊れた洗濯機が音をたてて回っている。
そんな火曜日の午後。

コメント

『地球最後の日』

2007-04-24 10:37:07 | 映画
『地球最後の日』~WHEN WORLDS COLLIDE(1951)アメリカ
監督:ルドルフ・マテ 原作:エドウィン・バルマー+フィリップ・ワイリー
出演:リチャード・デア、バーバラ・ラッシュ、ピーター・ハンソン、ジョン・ホイト ほか

なんだか急にチープなSFかホラーが観たくなってこの世界の終わりものを借りてみた。
観てみたらチープどころか円谷に負けじとも劣らぬパニック映画&ヒューマンドラマ。
現代版「ノアの箱舟」は、H.G.ウェルズのSF小説にも似たドキドキ感を味わえる。
81分て短い時間によくこれだけ物語を構成して、じっくりとそれぞれの心情まで描けたなって感心。
『ディープ・インパクト』や『日本沈没』なんかにも通じる。元ネタか?w

story
南アフリカの観測所で天体博士が驚愕の計算を発表。1年以内に惑星が衝突し大災害が起こり、地球は滅亡するという。
早速、国際会議が開かれるが一笑に付される。博士は「生き残るには惑星ザイラに移住すること。
そこは地球と同程度の環境だが、宇宙船に乗れるのは動植物などを除けば、40人程度のみ」
生き残りに執念を燃やす資産家スタントンは膨大な資金を出す代わりに私情をはさむ。
博士の娘で科学者ジョイスは、医師トニーと婚約するはずだったが、飛行士ランドールと
魅かれ合い、父は娘のために彼もリストに入れるが、「科学者でもない自分が乗る資格はない」と断るランドール。
そして運命の日、巨大地震のあとの大火災、巨大津波にはあらゆる街も人も飲み込まれ、
地球は壊滅状態の中、スタッフらはクジによって44人に選抜された。。

真っ赤にふくれあがって空いっぱいに近づいてくる惑星は「もうダメだ」感いっぱいで
アーティスティックな美しさ。
幸いなことに新世界は地球とまったく同じ(に見える)空気も太陽も山も雪もある!
よかった、よかった。でも、見渡すかぎり「絵」だったけど(気にしない、気にしない
クラシックのSF映画は夢があってステキだ。やたらCGで細部にまでこだわりましたって
言わんばかりのいまの長編ものにはない創意工夫とドキドキ&ワクワク感と芸術美がある。




ふと、思った。
あれ・・・・?脱出を試みて、助かったのは、アメリカ人だけですか?
せめて宇宙船をあともう10個くらい創ってたもれ・・・懇願

コメント