隊長のシーバス日記 [Sixth Sense Fishing]

新潟[上越地方限定」 サーフシーバス 釣行記

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8月26日釣行 馬鹿に火が付いた・・・

2012年08月27日 | Weblog

 

24日に小さいながらヒットさせた感覚を思い出した釣りバカが次にとる行動って・・・・・・・・

そうです 中1日置いての 26日釣行です。[カメラの写真日付けが1日狂っています 時刻は正確です】 

週に絶対10錠以上飲んではいけないと医者に何度も言われた 痛み止めを朝と夕方飲み(馬鹿です) とりあえず 痛みの心配はなくして、夕方5時出発です。

今回は一人釣行(佐助君には道中メール来たので 行く事は匂わせたがまさか日曜日・・・家庭団欒の時 来ないだろうと誘わないでおいた)、車の運転に気をつけ、道中何回か休息を入れる・・・

最終休息地点 能生のセブンで飲み物とおにぎりを買っていると 佐助君からメールが・・・

「隊長今何処です?」

「能生のセブンだよ」 って何気にメールを返す。(この時はまだ何も気がついていない)

さあ何処に行こうかなーーーって8号線左に車を止め 海の状況をみる・・・・

べた凪・・・・・

お化け100mポイントか?24日に入ったポイントの右側か? 「一人だから24日ポイントの右側を20mウエーディングしてみようかと・・・・」とりあえず思い  この前の(24日の)ポイントに・・・・

いつもの場所に車を止めて・・・・・「うん? 先に1台止まってるぞ・・・・先行者か?」

歩いて見に行くと 白の〇〇〇〇・・・  佐助君???????

佐助君曰く・・・「実は自分も・・・なんたらこんたら・・・・・」

しかも釣りしないで待っているし・・・ 隊長が100mポイントにもし行っていたら どうしたんだろう?

まあいい・・・

2人で装備をウエーディング用に整え サーフに降り立つ。(今回は夏用ウエーダ―)

 

波は波高40cm    クリアー  サヨリライズなし 月光6割 潮左から右にトロトロ・・・

良い条件がひとつもないまま、ウエーディング開始。 底はサンド 岩周りは掘れていて深い。

波打ち際から10mが限界・・・・ 底の砂がみんな沖に出て行っている。昔は30m位ウエーディング出来たのに・・・・・ 砂浜が年々無くなるってこういう事だろうな・・・・・

フォロ系で攻めてたが一向にアタリなし。

少しずつ右に移動・・・・・ 

8号線のオレンジの街灯が21:00 一か所いきなり点く。 みるみる間に海面がオレンジ色に照らされ、底まで見える状態に。

ここで1発 ルアーチェンジ 明るい時はこのカラーってのが閃いた。

ルアーをチェンジして キャスト。

はじめはスローで引いて、オレンジ街灯に照らされてる海面の明暗部に差し掛かるルアーを

いきなり 早引き  その瞬間

「グン」 アタリ

「竿を思い切りあおり 合わせを2発」

その瞬間重さがテップから体へと移行・・・アドレナリン全開・・・・・

「やった 食わせた・・・・・」

沖に白く波紋が・・・・ やつのジャンプ・・・・・

夏の鱸は元気だ・・・右に左へと大暴れ・・・ たいして大きくもないのに真冬の鱸とはパワーが

違う。   「面白い・・・・・」

 

すかさず佐助君がフォローに入ってくれる。

ネット持ってこなかったから 2人で大騒ぎしながら「40代のおっさん2人が子供のような大騒ぎ」なんとか口にボガる・・・

「ゲットーーー」

とりあえず浜に上がり写真撮影&計測  62cm  大きくはないが 凄く魚が綺麗・尾びれもピンピンでまさしく サーフオンリーのピンシャンシーバス。 ギンピカだ・・・・

62cm

 

さんざん ヒット後 暴れまわったので このポイントを見切り さらに 右に移動・・

 

佐助君は左の24日のサーフポイントに・・・・

堤防沿いを歩き約500m     コンクリートテトラポットの積み重ね堤防に 高さ約1.5m

 

テトラの上に乗り キャスト再開。

ここは暗いので ルアーカラーをフォロに戻す。

ルアーが早く海面から浮き上がらないように、ティップを下げて スローリトリーブ。

このあたりは真っ暗 しかもアプローチするにも背中に高さ4mの堤防 堤防の波が当たる面の下を歩いてこなければならない。当然少しでも波があれば 波は後ろの堤防に当たり跳ねかえり、体が返し波に飲まれてしまう。 そのアプローチ線の最終位置に低いテトラ帯がある。西風が吹き、波が上がれば 帰れなくなってしまうポイント。最悪4mの背中後ろの垂直堤防を上るための10mの登山用ロープと、緊急ホイッスル、点滅パッシングライトは装備済み。

でもここは怖い   本当に一人 何処からも人が現れようがない。奥からもアプローチできないので、人が来るにしても 隊長の来た道から歩いてくるしかない。

怖くても集中。   テトラに乗っても すぐ後ろに4mの防壁がそそり立っているので、キャストの際 テイクバックは大きく取れない。(ティップの先を後ろの堤防のコンクリート面に、こすってしまうため)、テイクバックは頭の真上垂直の位置で止め【剣道の面を打ち込む時の振り被りの位置です】で、手首のスナップを効かせてキャストします。

 

潮は左から右    まず右30度キャスト後スローリトリーブ   正面スローリトリーブ  左30度キャスト後ミデアムリトリーブで様子を伺う。

奴が来るなら左方向のキャストより、右側キャストでスローですよね。「これは説明いらないですね、意味わかるよね?」

15分もキャスト&リトリーブしただろうか・・・・・・・・ 食わせた・・・・ほぼトップで食わす。

沖で食ったので まずジャンプ 着水で白い波紋が・・・・ その後右に左に夏鱸はパワー100%

本当に面白い。

 

さあランディングの事も考えないといけませんが、ポジションはテトラ上だし、ネット持って来ていないし、テトラの下まで降りて、ライン持ってボガルしかなさそうだ。

ぐんぐん引いてやり取りをしながら テトラは1段下りれたが あと1mが降りれない・・・

常に海水がかぶったりしているテトラは 海藻が付いていて ヌルヌル 降りれない。

 

魚はすぐそこまで寄ってきた。 ライトで照らして確認 先ほどのゲット鱸より大きい・・・・・70cm位か・・・

どうしよう・・・・うーーん

 

テトラに寝そべって ボガ持って 思い切り 手を伸ばしてみるものの、海面までは届かない。

「うーーーん やっぱ俺って アホだ・・・・・」

竿のパワーでぶっこ抜くのもさすがに70cmクラスは無理   【それでもやってみた】

ライン短く張っているので 際で ジャンプ   ジャンプ  ジャンプ 鱸は大暴れ・・・

 

困った・・・・

 

もうこの時点で 勝負は終わっているから ばれてくれていいのに こういう時に限ってなかなかフックアウトしない・・・・

 

そうこう際に寄って5分 今度はジャンプした瞬間に 竿のティップを下げて テンションフリーに

してみると・・・・・ 今度は重さが無くなり  ようやくフックアウト。

お土産にしたかったけど 準備不足で仕方ないさ・・・・・【次回はライディングネット 背中に背負ってこよう】

ここで、戻る事に。 キャストしながらトボトボ戻るも寝魚のアタリのみ。

 

最初のポイントまで戻ると佐助君が心配して待っていてくれた【俺の姿が見えなくなって心配してくれたみたいだ】 

「わるい わるい ずーっと先まで行ってたよ」

「むこうの先は真っ暗で見えないから 心配しましたよ・・・ 病人だし・・・   で?どうです?」

「ヒットしたけど テトラの上で取り込めなかったよ、でもファイトできたし 面白かった」

「そっちはどうだった?」

「アタリなかったですね」

 

「まあ今晩は 一昨日よりさらに早いけど この辺でいいんでないかい?」

「そうですね」

 

という事で終了。

2ヒット 1ゲット   狩猟本能鈍ってない・・・・