隊長のシーバス日記 [Sixth Sense Fishing]

新潟[上越地方限定」 サーフシーバス 釣行記

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新潟的シーバス考

2009年07月12日 | Weblog
6月中旬にある男性からメールを頂いた (仮にA君とする)

自己紹介から始まり、今までのシーバス釣りの流れ、そして現状・・

とても丁寧に書かれたメールだった。

このA君まだシーバスをゲットしていない。  途中他の釣りに回り道もしたけど

私のブログを見てもう一度シーバスに対する情熱が再燃したのだと・・




うれしかった。





長野県から新潟まで釣りに行く という事は大変なことである。

年2回、ゴールデンウィークとお盆休みに なんてレベルならさほど気にならないだろうが・・・

それが月2回、3回となれば・・・ガソリン代もかかる、結婚して家族が出来れば
嫁の目、子供の目を盗んで行く  後ろめたい気持ちでいっぱいだろう。

でも、海に入って、キャスト1投目のドキドキ感、あたった時のビックリ感

釣り上げたときの満足感。

この快感を求めについつい海に通ってしまう。






話が逸れたが このA君シーバス釣りを始めて7年になる。でもまだ釣れていない。


なぜか>?


釣具メーカーは次から次へとルアーを出してくる(もちろん商売で利益を得なければいけないので、当たり前の話だが)

しかしそのルアーに対する釣行記(ルアーテスト)がほとんど太平洋沿岸、又は大きな湾内で行われている。

まずここが問題だと思う。

太平洋と日本海ではベイトが違う。 
潮の満潮、干潮の高低差が圧倒的に違う。
大型湾内での干潟など存在していないので、超ウェーディング不可能、キャスト飛距離重視。
荒れると逃げ場すらないし、たとえ頑張ったとしても、水掴みの悪いルアーなど
出番すらなくなる。



まあ突き詰めて言えば  魚(鱸)の絶対量の違いだが・・




こうも条件が太平洋側と違ってくると、ルアー選択も経験がものを言う状態になって、シーバス始めた方にはますます選択が難しくなる。

A君のように「この時期このポイントで釣れるルアーを教えて下さい」と具体的に
書かれていればルアーアドバイスも出来るが・・

前に違う方から頂いたメールは 「この140のルアー、テストで90upの平鱸2本も出てるってDVDで見ましたが、釣れません^^; なぜですか?」

この場合 何処で?水深は?時期は?時間は?潮は? なんにも判らず、釣れないと聞かれても??? 「メーカーに聞いて」としか答えられない。




隊長的、最初の1匹は

1、まず1本釣るまで過去に実績のある場所に的を絞って通いとおす。
2、ルアーは2、3本に絞って使い倒す。深度の違い、泳ぎの違いで3本くらい
3、そのルアー、そのポイント、を信じて投げ倒す。
4、アタリって??と聞かれるが、スローで巻いていれば、一気に持っていく。
5、ウェーディングしないと釣れないの?? そんな事ありません、実際隊長も
  半々ぐらいですから。

これで、通えば 最初の1本は釣れます。


1本釣れば(ついでに大物ならさらに)のめり込みます。





そしてA君今夜海に行っている(やっと時間を作ったらしい)

念願の1本 ゲットなるか・・




頑張れA君