ジギタリスの花咲く

我が家の庭にある池の側で自生するジギタリスが
今年も咲きました。宿根で涼しい場所を好むようです。


古い話ですが、私が嫁いできて初めて見る花に
ひどく感動したものです。地域ではあまり見かけない花で
今は亡き舅に花の名前を聞いてもわからないと言います。

綾小路きみまろの「あれからウン十年」ではありませんが、
毎年咲くのを心待ちにしています。しばらくの間楽しめ
そうです。

白いハンカチの木見ごろ

丹波市青垣町の民家で「ハンカチの木」が見頃を
迎えていると聞いて、出かけたついでに足を延ばしました。

中国が原産の落葉高木で、遠方の知人から譲り受けて
種から開花まで２５年かかるそうです。
１５年前から咲き始め独特の香りがします。

木に引っ掛かった白いハンカチのように見え清楚な
感じがします。亡くなった父や、兄も珍しいものが好きで
人目を惹く作物や果物などよく作っています。

道端のアザミ

バイカモ涼やか

丹波市青垣町でバイカモ（梅花藻）の白い小さな花が
川面を覆いつくして涼しそうです。

多年草の水草で水温１５度前後の清流を好み、初夏から
晩秋にかけて私たちの目を楽しませてくれます。


写真を撮ってパソコンで見てから気が付いたのですが、
同じ黒い猫が後ろ側にもいました。

紫のベール 九尺藤

丹波市内の百毫寺は連休を過ぎても尚、多くの見物客で
賑わっています。いつからこんなに有名になってしまったの
でしょう。
道を尋ねた農家のご婦人は「細い道だから気を付けて
行きなよ」と優しく言ってくださいます。自然の温もりを
感じます。

藤棚いっぱいに1ｍを超す花穂の甘い香りに包まれて
咲き誇っています。大満足でした。

境内には沢山のおみくじです。

連休には窯で炊いた出店のご飯も飛ぶように売れたことでしょう。

土のにおい

連休の間、あちこちで田植えをする農家の方を見かけます。
農繁期の真最中です。我が家も去年まで先祖伝来の田んぼで
お米を作っていましたが、今年からは米作りをやめました。

百姓命の夫は手持ちぶさたでなんだか寂しそうです。
これも時代の流れでしょうか。

お地蔵さんも見守ってくださっていました。