人として下の下

庭先のウツギ

今朝一番にケーキを焼きましたが、初歩的なミスで火加減を
間違えて真っ黒になりました。

その後、娘と孫が来たので一緒に焼きましたが、朝と同じ失敗で
火加減を間違え、娘曰く、「お母さんは昔から注意力散漫でいい
加減なところがある」と指摘されました。

以前習っていた書道教室に
一度注意されて改めることができる人は、「上の上」
二度注意されて改めることができない人は、「下の下」
三度注意されて改めることができない人は、「すみやかに立ち去れ」

このような言葉が書かれていたようにあり、人間としての
値打ちは「下の下(げのげ)」、こんなものかと思いましたが、
娘と孫が帰った後、違う種類のケーキを焼き、今度は失敗せずに
うまくいきました。ヤレヤレ。


バナナ入りバウンドケーキ

まな板の鯉

美容院の鏡の前に座っている私は、まな板の上の鯉のように
体を預けています。

これまでは自宅近くの美容院に行っていましたが、店を変えて
みました。40歳代の男性の美容師は、美容師にしては珍しく
寡黙ですが、腕が確かなようで、パーマをかけ終わって帰り際に、
“10歳は若返りましたよ”と。

まるっきりお世辞とは思えないほど、腕前によって出来上がりが
違うものだと感心しました。

「馬子にも衣裳」、おばさんでも外形を飾るとイメージが大きく
変わります。少しは違って見えるかな。


風薫る5月、丹波市・高山寺の新緑に癒されています。