原孝至の法学徒然草

司法試験予備校講師(弁護士)のブログです。

裁判員裁判のニュース

2010-07-30 | 日記
午後は厚木、夜は小田原で講義をし、帰宅後は8月8日(日)実施のガイダンス「本試験で試される『条文・判例学習』の広さと深さ」の資料検討。このガイダンス、本試験の問題を素材に「判例と条文はどこまで勉強すればよいか」「どう勉強すればよいか」についてお話しするものです。内容はただいま打ち合わせの最終段階ですので、確定したらお知らせします。

今日、ニュースをチェックしていたら、「否認事件で保釈の22歳被告に実刑」という記事が。詳しくは、こちら

記事にもある通り、被告人は4つの事件で起訴され、うち2つの事件で否認(無罪主張)。そこで、裁判所は否認事件から審理し、異例の「中間評議」なるものを実施したと。「中間評議」なるものができるのですね。可能性は低いですが、短答で出る可能性が全くないとは言えないので、紹介しておきます。

記事の主題からははずれるのですが、期日が8日間というのはやっぱり長いような気がします。月曜日スタートであれば、次の水曜日まで出勤できない。支障がないとはいえないでしょう。会社によって有給休暇とするか、欠勤扱いとするか、対応は様々ということも聞きますし、もう少し国民が参加しやすいようにしなくてはいけないな、と感じます。

明日、私は小田原から名古屋に直行し、土日は愛知学院大で講演を行ってきます。日曜はそのまま高田馬場へ。次回更新は日曜のスタ短特訓が終わってからになりそうです。2泊3日で名古屋。名古屋コーチン、ひつまぶし、みそかつ等、堪能して参ります。

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