Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

環境問題の嘘

2007-03-26 | 社会
 3月25日の「たかじんのそこまで言って委員会」は、「リサイクルは資源の無駄使いだ」を書いた武田邦彦教授をゲストに招いて、「環境問題の嘘を暴く」というような方向性で議論していました。

 私は、以前この人の本を読んで、なるほどと感銘を受けた経験があります。今回の主張も概ね納得できました。以下は、武田教授の主張の一部↓。

 1.ダイオキシンは、言うほど危険ではない。
ごみ焼却場で、長年働いてきた人は、ダイオキシンを大量に摂取してきたはずだけど、それが元で死んだ人はいない。ベトナムで下半身がつながった結合双生児として産まれた双子の兄弟ベトちゃん=ドクちゃんの畸形は、枯葉剤に含まれているダイオキシン類によると言われているが、因果関係が明らかでない。(枯葉剤以前にも、結合双生児は存在していたし、枯葉剤がそれほど有害であるなら、ベトちゃん=ドクちゃんのような結合双生児が彼らの後にもっと出現しているはず)

2.ごみの分別は無駄な行為
リサイクルはゴミの減量につながっていない。ペットボトルの再利用は実際は数%ほどで、あとは全部燃焼されている。ペットボトルからペットボトルは作れない。ペットボトルからリサイクルで作られた製品はあまり売れない。

3.「北極の氷が溶けると海面が上がる」は嘘。
水に浮かぶ氷が溶けても水面は変化しない(というのは、小学校で習いましたね)。

4.「南極(=陸上)の場合は、温暖化すれば、海面が下がる。
温暖化しても、南極の大陸部の温度は、充分低い(水を凍らせる力は充分ある)。周りの海が温暖化すれば、海水が気化する量が増え、その分氷が増えて、海面が下がる。

などなど・・・。

 ごみの分別は手間ばかりかかって、無意味な行為だというのが公に立証されて欲しいな。邪魔くさくて仕方がない。

 武田邦彦教授は、「環境問題」に対してアンチの立場で主張していますが、以前講演会で売国奴と罵倒されたことがあるそうです。何事にも、一色に染まりやすい、同調性が強く、異端排除の傾向の強い人たちが多いのは、困ったものです。この日、出演していた自称国際ジャーナリストのケビンなんていうのもその類でしたなあ。自分が思っていることと異なる意見は、許せないとばかりにギャンギャンと訳の分からないことをまくし立てていました。やかましいだけの馬鹿にしか見えなかった。

 「環境問題に関する嘘」も、結局のところ、利権に結びつくのでしょう。CO2を増やすと温暖化して、海面が上昇すると怖がらせているのは、原子力発電をアピールしたい電力会社の思惑もあるかもしれません。(因みに、武田教授は、CO2と温暖化の関係は半分くらいは正しいと言ってました)そういえば、京都議定書で、CO2の6%削減などという大風呂敷を広げた日本政府は、目標が達成できそうにないため、ロシアのCO2削減量を2000億円で買うとかいってました。要らぬ約束をして、無駄金を外国に支払う。そんな金があったら、老人医療とかに、まわせよ。>日本政府。



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