マイ・シークレット・ガーデン vol.2

アニメ好きハハがネタバレ感想等をつぶやいてます。秘密のお庭へ遊びにいらっしゃ~い♪

テガミバチ 11巻

2011年04月28日 | マンガ
オゾン層!
ネタバレバレですよ~
知りたくない方は原作読んでからお越し下さいまし^^;


『テガミバチ』 11巻 浅田弘幸

11巻はTVシリーズで、
櫻井さんの無駄遣いみたいだったジ-ルを、
ノワールとロダが見つけた過去のシーンから・・

こんなふうに、
精霊になれなかった者の末路を見たからこそ、
ノワールはリバースに賛同することになったんだろうなぁ。

ジールはカベルネの触手に絡め取られ、連れ去られ、
そのままなら心を食われて死んでしまうところだったのでしょうが、

人殺しの負い目を課すには ザジはまだ若過ぎる…

と、
館長がタイミング良くやって来て、ジールを助けましたよ!
大人~
ぁ、
館長はいつの間にか解任されていたんだって^^;

そこへまたタイミング良く、「鉄の馬」でやって来たジギー・ペッパー。
元館長はザジをジギーに託し、
助けたジールに「ロレンスの所へ…!」と案内を頼みます。
元館長は、政府の闇にも気づいているようだし、
かといって、
政府を潰すためには人のこころを平気で人柱にするリバースの、
仲間になるとは思えない。
何しに行くのだろう・・?

片や、
ラグとゴーシュです。
シルベットの作るげぼまずスープを、
本当にしあわせそうに食べるゴーシュ。
やっぱりゴーシュは帰って来たんだ!と、涙ぐむラグでしたが、
そんなあたたかな時間は長くは続きません。

ラグが、
自分の中を通り過ぎていったノワールのこころに気づいたシーン。
永遠に、ゴーシュを失ってしまったのだと涙が止まりません。
ノワールも、それに気づいています。
偽りの、しあわせな食卓。
そのひと時を守ろうとしたノワールの優しさは、
ゴーシュと同じものだと思うんだなぁ・・

シルベットを抱き上げて、
「すまない…」
と言ったノワール。
それはきっと本心だよね。
「本物のテガミバチになったんだね…」
と、ラグを褒めたのも。
ノワールは、
自分がゴーシュではないから、シルベットに謝った。
ずっと辛い、寂しい想いをさせていたから、謝った。
ラグが自分のこころを知らなかったら、
このあたたかい家にずっといたいと思っていたのかもしれない。
自分がゴーシュでないのに気づかれて、
彼は何かあきらめたように、とても残念そうだった。
さびしそうだった・・

ジギーとザジの絡みは、楽しくて、スカッとカッコ良くて、
マリアさんやモック、
皆で力を合わせて戦う様子には熱くなりましたよォ!

そうよ。
首都で、ゴーシュに何があったのか?
政府は何をやっているのか?
アニメのように、
リバース(ロレンス)をやっつけたからめでたしめでたし。
ラグはテガミバチとして、今日も頑張るよ~
じゃ終われませんよね><

今回も、中身の濃いお話でした。
続きが読みたい~!