LLVMがPICをサポート

LLVMが2.4になって、PICをサポートしたようです(マイコミジャーナルの記事)。

New Featureのところには次のように書かれています。「LLVM 2.4 also includes an initial port for the PIC16 microprocessor. This target only has support for 8 bit registers, and a number of other crazy constraints. While the port is still in early development stages, it shows some interesting things you can do with LLVM.」。a number of other crazy constraints(たくさんの他のcrazyな制約)の所が笑っちゃいますね。

LLVM(Low Level Virtual Machine)はThe LLVM Compiler Infrastructureで開発されている仮想機械とコンパイラです(wiki)。Cとかの高級言語で記述されたソースはLLVMのコードにコンパイルされた後で実行されます。Javaのバイトコードとかと似た感じだと思います。

C言語から中間言語に変換するコンパイラと、中間言語を最適化してコード生成する部分を分離できるので、色々な言語に対応できます。

LLVM勉強会というのが開催されていたみたいです。プレゼン資料をダウンロードして見ることができます。私がうだうだ書くより、こちらの資料を見た方がよっぽど分かりやすいです。

LLVMのページにはon line demoというのがあって、Cのソースを入れてコンパイル結果が見れるようになっています。

PICができるんならAVRとかもできるようにならないかな(他力本願)。