「74HC02で38kHz発振(2)」の続きになります。
通りすがりさんのコメントで4001や他のICで試しては、というのがありました。サトー電気さんで何種類か買ってきました。その中でTC4001BPという東芝のC-MOS 2入力NORが比較的うまくいきました。
回路図です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/cd/c69ab7a15fcde15d2077587349b28fb6.png)
74HC02と4001って、同じような機能なのに、微妙にピン配置が違うんですね。
測定結果です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/1b/fae1ea8e0698c658d7fdac15f2e69a30.png)
38kHzで発振しています。もにょもにょもいません。電源電圧は3Vです。
電源電圧を変えてみました。
2.0~3.5V 38kHz
3.5~3.6V 74kHz (38×2)
3.6~4.3V 114kHz (38×3)
4.3~4.5V 152kHz (38×4)
4.5~5.3V 190kHz (38×5)
5.3~???V 228kHz (38×6 6Vまで測定)
電源電圧が5Vのときの出力の立ち上がりを拡大してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/8b/f484dd89160f24e1f18858d8aa6c81fa.png)
うねうねしています。
R1を22MΩに変えてみました。
2.00~3.67V 38kHz
3.67~3.78V 76kHz
3.78~4.67V 114kHz
4.67~4.81V 152kHz
4.81~5.71V 190kHz
5.71~5.94V 228kHz
5.94~?.??V 264kHz (6Vまで測定)
22MΩの方が、より高い電圧まで安定して動いています。
たまたま測定したこのIC固有の性質なのかもしれませんが、1個しかないので他と較べるわけにもいきません。
一応、発振しないようになりましたが、なんか不安です。温度が変わったら?とか色々条件が変わると簡単に崩壊してしまいそうです。
22MΩのカーボン抵抗です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a9/9eb5b0e6244961e5abaf7ec23f7cecd6.jpg)
赤赤青金です。サトー電気さんで買いました。
他に買ってきたのは、以下です。
TC74AC02P 2入力NOR×4
TC74HC00P 2入力NAND×4
TC74HC132P 2入力NAND×4 schmitt trigger入力
TC4093BP 2入力NAND×4 schmitt triger入力
TC7W02FU 2入力NOR×2 表面実装品
TC4001BPを超えるICはあるのでしょうか。
通りすがりさんのコメントで4001や他のICで試しては、というのがありました。サトー電気さんで何種類か買ってきました。その中でTC4001BPという東芝のC-MOS 2入力NORが比較的うまくいきました。
回路図です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/cd/c69ab7a15fcde15d2077587349b28fb6.png)
74HC02と4001って、同じような機能なのに、微妙にピン配置が違うんですね。
測定結果です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/1b/fae1ea8e0698c658d7fdac15f2e69a30.png)
38kHzで発振しています。もにょもにょもいません。電源電圧は3Vです。
電源電圧を変えてみました。
2.0~3.5V 38kHz
3.5~3.6V 74kHz (38×2)
3.6~4.3V 114kHz (38×3)
4.3~4.5V 152kHz (38×4)
4.5~5.3V 190kHz (38×5)
5.3~???V 228kHz (38×6 6Vまで測定)
電源電圧が5Vのときの出力の立ち上がりを拡大してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/8b/f484dd89160f24e1f18858d8aa6c81fa.png)
うねうねしています。
R1を22MΩに変えてみました。
2.00~3.67V 38kHz
3.67~3.78V 76kHz
3.78~4.67V 114kHz
4.67~4.81V 152kHz
4.81~5.71V 190kHz
5.71~5.94V 228kHz
5.94~?.??V 264kHz (6Vまで測定)
22MΩの方が、より高い電圧まで安定して動いています。
たまたま測定したこのIC固有の性質なのかもしれませんが、1個しかないので他と較べるわけにもいきません。
一応、発振しないようになりましたが、なんか不安です。温度が変わったら?とか色々条件が変わると簡単に崩壊してしまいそうです。
22MΩのカーボン抵抗です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a9/9eb5b0e6244961e5abaf7ec23f7cecd6.jpg)
赤赤青金です。サトー電気さんで買いました。
他に買ってきたのは、以下です。
TC74AC02P 2入力NOR×4
TC74HC00P 2入力NAND×4
TC74HC132P 2入力NAND×4 schmitt trigger入力
TC4093BP 2入力NAND×4 schmitt triger入力
TC7W02FU 2入力NOR×2 表面実装品
TC4001BPを超えるICはあるのでしょうか。
テスターでちゃんと測れるのかな?。
青帯は初めてみました。
サトー電気さんには51MΩ、100MΩも売っているようです。100MΩは茶黒紫金ですね。
それにしても、こんな部品を使わないといけないのは、低周波発振は面倒です。
テスターで測れました。22.17MΩと出ました。精度がいいので、もしかすると最後の帯は茶かもしれません。
と、調べてみたら、onsemi がちゃんと MC14001UB を持っていました。 digi-key によると、 TI の CD4001UB というのも生き残っているみたいです。 3V から 15V まで使えちゃうすぐれものですよ。
昔、友人のゲームパッド(連射機能付き)を分解し、内部の回路を解析して、自分のゲームマッド(連射無し)に連射機能を追加しことがあったんですが、そのときに4069UBを使った記憶が。
このUBって、アンバッファの意味だったんですね!今気付きました。
回路的には多分抵抗とコンデンサを使った無安定バイブレータだったと思います。
これはこれは、そんなにいいものが昔はあったんですね。いい情報をありがとうございます。
なんか、くじけそうになってきてます><。
発振するだけなのに、こんなに難しいんだー、みたいな感じです。オチは「マイコンって、なんて便利なんだろう」になりそうです。
なんか、すごい勢いで発振しそうですね。12連射なんか目じゃないかも。
アナログ的に使おうとすると、色々と違うのでしょうけど、4069UBは74HCU04と同じ機能みたいですね。