以前、のりたんさんに教えてもらったEDNの記事「インダクタンスの値を計測可能な簡易テスター」を試してみました。
謎電の作者さんが既に実験していて参考にさせてもらいました(記事)。
トランジスタは2SC1815GR、周波数測定は秋月DMMです。
回路はすごく簡単です。トランジスタ2個と抵抗3つです。
発振回路にインダクタをはさむとLに反比例して発振周波数が減るのを利用しているようです。電子回路設計の基礎知識という本を見ると、マルチバイブレータ発振回路というのに似ています。
手持ちのインダクタ(14本)を測定してみました。
横軸がuHで縦軸がKHzです。330uHの次が4mHだったのでグラフがガクッと折れています。逆数っぽい雰囲気を出しています。
2SC1815はftが最小80MHzということらしいのですが、今回計った範囲で一番速かったのは650KHzくらいだったので、たぶん問題ないんじゃないかなと思います。というかftが何か分かっていません。
この測定方法についてですが、途中に抵抗を入れると周波数が変わります。アキシャルリードタイプの直流抵抗が高いもの(max 7Ω)を計ると同じ100uHでも発振周波数が高くなっていました。直流抵抗ってインダクタ毎にまちまちだから、何か補正する必要があると思います。100Ωの回路に7Ωがいるのと1Ωがいるとのだと、つなぎ方にもよるんでしょうが、影響が全くないわけではないと思います。
ブレッドボードだと抵抗とか容量とかが色々いそうです。ちゃんと計るときは基板をまじめに作った方がよさそうです。ブレッドボードでもおおざっぱな大小関係くらいなら一応分かります。
秋月DMMだと小さな抵抗値は計れないっぽいので、トラ技2007年1月号に載っていた4端子法とか見直してみます。
chanさんのホームページを見てみるとデジタルCメーターの製作記事があります。定電流でチャージして決められた電圧になるまでの時間を計っているようです。Lも似たような感じで低電圧でチャージして決められた電流になるまでの時間を計るとかできないかな。
やっぱりインダクタって難しい。勉強しなおして出直してきます。
謎電の作者さんが既に実験していて参考にさせてもらいました(記事)。
トランジスタは2SC1815GR、周波数測定は秋月DMMです。
回路はすごく簡単です。トランジスタ2個と抵抗3つです。
発振回路にインダクタをはさむとLに反比例して発振周波数が減るのを利用しているようです。電子回路設計の基礎知識という本を見ると、マルチバイブレータ発振回路というのに似ています。
手持ちのインダクタ(14本)を測定してみました。
横軸がuHで縦軸がKHzです。330uHの次が4mHだったのでグラフがガクッと折れています。逆数っぽい雰囲気を出しています。
2SC1815はftが最小80MHzということらしいのですが、今回計った範囲で一番速かったのは650KHzくらいだったので、たぶん問題ないんじゃないかなと思います。というかftが何か分かっていません。
この測定方法についてですが、途中に抵抗を入れると周波数が変わります。アキシャルリードタイプの直流抵抗が高いもの(max 7Ω)を計ると同じ100uHでも発振周波数が高くなっていました。直流抵抗ってインダクタ毎にまちまちだから、何か補正する必要があると思います。100Ωの回路に7Ωがいるのと1Ωがいるとのだと、つなぎ方にもよるんでしょうが、影響が全くないわけではないと思います。
ブレッドボードだと抵抗とか容量とかが色々いそうです。ちゃんと計るときは基板をまじめに作った方がよさそうです。ブレッドボードでもおおざっぱな大小関係くらいなら一応分かります。
秋月DMMだと小さな抵抗値は計れないっぽいので、トラ技2007年1月号に載っていた4端子法とか見直してみます。
chanさんのホームページを見てみるとデジタルCメーターの製作記事があります。定電流でチャージして決められた電圧になるまでの時間を計っているようです。Lも似たような感じで低電圧でチャージして決められた電流になるまでの時間を計るとかできないかな。
やっぱりインダクタって難しい。勉強しなおして出直してきます。
>2SC1815はftが最小80MHzということらしいのですが、今回計った範囲で一番速かったのは650KHzくらいだったので、たぶん問題ないんじゃないかなと思います。というかftが何か分かっていません。
fTは、交流の増幅率が1になる時の周波数です。この数字が大きいほど高周波の増幅が出来るということになります。逆にこれが低いと小さいインダクタタンスを持つインダクタの計測が難しくなります(発振が止まります)。ご参考まで。
ftって、そういうことだったんですね。勉強になりました。とりあえず発振しているところまでは計れるということですね。ありがとうございました。
こちらのページを参考に自分も作成してみたのですが・・・周波数を計った後のインダクタンスを求める計算式ってどうやるのですか?
よろしければ教えてください。
ペコリ(o_ _)o))
EDNの記事によるとL(H)=50/f(Hz)みたいです。EDNの例だとf=500kHzなので50/500000=0.0001=0.1mH=100uHという計算をしています。
私が測ったデータだと50ではなく35くらいが適当でした。100uHのとき353.5kHzだったので99uH、4mHのとき9.092kHzだったので3849.5uHです。EDNの記事でも比例定数の算出方法は書いていないみたいなので、私もよく分かりません。おおざっぱに有効数字1桁くらい(桁数と最上位桁)はありそうです。
こんな感じですが、いかがでしょうか?
自分も「L(H)=50/f(Hz)」この式は見つけて試したのですが全く見当はずれの数字で判りませんでした。
なるほど! 50の数字を正しいのにあわせて変えてしまえばいいのですね。 試したところ自分の場合は「30」くらいでした。
詳しい説明ありがとうございました。
ペコリ(o_ _)o))
30でしたか、結構違うものなんですね。測定器はほんと校正が難ですね。