Sim's blog

電子工作はじめてみました

Spartan-3A Starter Kitがきた(1)

2007-04-03 00:32:30 | FPGA
マルツに注文していたSpartan-3A Starter Kitがきました。3/31まで25000円の割引き価格で4/1からは29400円になるというので、ついつい買ってしまいました。

大きさはSpartan-3E Starter Kitより、ちょっと大きいくらい。Eの横がAの縦と同じで、Eの縦よりAの横が1cm長い。

左上の方のジャンパーは電源関係なので、触らない方がよさそう。出荷時期によっても変わると思うけど、今回の出荷時設定は
J46 オープン。ジャンパーpin 1個
J26 (M0, M1, M2) オープン。ジャンパーpin 3個
J16 オープン。ジャンパーpin 1個
J1 オープン。ジャンパーpin 0個
という状態でした(ジャンパーpinは計5個)。要は全部オープン。
一応「Start Here」というドキュメントがついてくるけど、あいかわらず役にたたないというか、上記のジャンパー設定をどうすればいいのか分からないし、絵に描いてあるジャンパー設定は間違いあるし・・・。

xilinxのリファレンスデザインのページに「Restoring Out-of-the-Box Designs」というのがあって、出荷時設定に戻す方法が解説してある。ここのpdfを参考にすると動かしかたが分かる。以下でdemoの動かし方を説明する。

Spartan-3A Starter Kitには4つのFlashが載っていて、デモ自体はAtmelのシリアルflashに書き込まれている。一応、出荷時に何が書き込まれているかというと、次のようになっている。
- platform flash xcf04s (4M bit) ボードテスト
- Atmel serial flash AT45DB16D (16M bit) デモ
- ST serial flash M25P16 (16M bit) デモ用の音声(!)
- ST parallel flash M29DW323 (32M bit) グラフィック(デモ用?)

要はAtmel flashから動かせばいい。ジャンパーは次のようにする。
J46 オープン (xcf04sをdisable)
J26 SPIモード (M0 オープン, M1 ショート, M2 ショート)
J16 オープン
J1 縦向きに2個装着 (ちなみに横向きに装着するとSTを選択することになる)

5個のジャンパーのうち4個使う。デモはVGAとRS232C、そしてオーディオポートを使用するので、つなげておく。あとは電源をいれるか、PROG_Bのボタンを押すとデモがスタートする。
※※※デモのオーディオは、かなり音量が大きいので注意※※※

デモ自体はかなりこっている。
- 本体付属のLCDへの表示
- RS232C(115200bps)との入出力
- LEDちかちか
- ロッタリーエンコーダとボタンを使ったメニュー選択、画像スクロール、画像回転(!)
- オーディオから音声出力。
- 4種類の他のアプリのマルチブート。
デモそのものの説明はリファレンスデザインの「Demo Design for the Spartan-3A Starter Kit Board」に説明がある。
複数の画像を貼る方法があいかわらず分かっていないので、デモ画面は続きに貼ります。

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