ストロベリーリナックスさんでDigilentのFPGAボードAtlysの販売がはじまりました(販売ページ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/1e/697c8181a8468a104abeb2b770a8926e.jpg)
DigilentはSpartan-3 Starter KitやStartan-3E Starter Kitを開発した会社です。教育用のFPGAボードを作っているところのようです。AlteraだとTerasicみたいな感じでしょうか。
DigilentのFPGA製品のページはこちらになります。
搭載しているFPGAはSpartan-6 LX45CSG324Cです(XilinxのSpartan-6のページ)。6822slice、2.1Mbit block RAMです。Spartan-6は以前とスライスの構造が変わっているので単純に比較できないそうです。
ペリフェラルは以下です。
- メモリDDR2 SDRAM 128Mbyte(1Gbit)
- 10/100/1000 ether phy。MACはFPGAで作る必要があります。
- HDMI入力2個、HDMI出力2個。TIのTMDS141というHDMIバッファを経由してFPGAにつながっています。
- AC-97audio codec。ナショセミのLM4550からマイク入力、ライン入力、ヘッドフォン出力、ライン出力の4つのジャックにつながっています。
- SPI Flash 16Mbyte。configとデータの共用です。
- USB UART。XR21V1410というUSBシリアル変換ICを使っています。
- USB HID Host。マウスやキーボードをつなぎます。リファレンスマニュアルでは、PICマイコンPIC24FJ192を使っていることになっていますが、回路図ではPIC32MX440F256H-40I/MRを使っていることになっています。どちらが正しいんでしょう。もっとも2ページ目の写真にはしっかりPIC32が写っています。このPICはFPGAのconfigurationにも使っているようです。
- LED8個
- スライドスイッチ8個
- プッシュボタン6個(上下左右、センター、リセット)
- 100MHzの水晶
- 外部コネクタ 8pinのPMOD互換のものが1つ。こちらは2.54mmピッチです。
- 外部コネクタ 68pinのVHDCコネクタ(写真右側の大きめのコネクタ)。
Digilentは、VHDCコネクタにつながる拡張ボードも販売しています。
VmodWW - VHDC Wirewrap
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/39/d638cb6f8611f7669092c5cf9bccb5d9.jpg)
ブレッドボードタイプもあります。
VmodBB - VHDC Breadboard
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/09/c23b4e1595b7244bcf35db58a20ef9c4.jpg)
ストロベリーリナックスさんにも取り扱ってもらいたいものです。
PMODコネクタにつながるA/DとかD/Aみたいな色々な拡張ボードもDigilentで販売しています(PMODのページ)。
configurationですが、まずはXilinxと互換の普通のJTAGポートがあります。Xilinxの純正のPlatform Cableや互換品をつないで使えます。
もしくはDigilent独自のAdept Systemを使った書き込みもできるようです。こちらはUSBにケーブルをつなぐだけなのでPlatform Cableを持っていなくてもいいことになります。ただしISEからではなく独自のツールから書き込むようです。
いつもながら、盛りだくさんです。ちょっとショックだったのは、かなりレガシーフリーになっていることです。PS2もアナログRGBもありません。かなり心ひかれるものはありますが、私自身はしばらく様子見です。
ストロベリーリナックスさんからは、XC3S1600Eが搭載されたSpartan-3E Starter Kitの販売もはじまっています(販売ページ)。こちらも気になるところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/1e/697c8181a8468a104abeb2b770a8926e.jpg)
DigilentはSpartan-3 Starter KitやStartan-3E Starter Kitを開発した会社です。教育用のFPGAボードを作っているところのようです。AlteraだとTerasicみたいな感じでしょうか。
DigilentのFPGA製品のページはこちらになります。
搭載しているFPGAはSpartan-6 LX45CSG324Cです(XilinxのSpartan-6のページ)。6822slice、2.1Mbit block RAMです。Spartan-6は以前とスライスの構造が変わっているので単純に比較できないそうです。
ペリフェラルは以下です。
- メモリDDR2 SDRAM 128Mbyte(1Gbit)
- 10/100/1000 ether phy。MACはFPGAで作る必要があります。
- HDMI入力2個、HDMI出力2個。TIのTMDS141というHDMIバッファを経由してFPGAにつながっています。
- AC-97audio codec。ナショセミのLM4550からマイク入力、ライン入力、ヘッドフォン出力、ライン出力の4つのジャックにつながっています。
- SPI Flash 16Mbyte。configとデータの共用です。
- USB UART。XR21V1410というUSBシリアル変換ICを使っています。
- USB HID Host。マウスやキーボードをつなぎます。リファレンスマニュアルでは、PICマイコンPIC24FJ192を使っていることになっていますが、回路図ではPIC32MX440F256H-40I/MRを使っていることになっています。どちらが正しいんでしょう。もっとも2ページ目の写真にはしっかりPIC32が写っています。このPICはFPGAのconfigurationにも使っているようです。
- LED8個
- スライドスイッチ8個
- プッシュボタン6個(上下左右、センター、リセット)
- 100MHzの水晶
- 外部コネクタ 8pinのPMOD互換のものが1つ。こちらは2.54mmピッチです。
- 外部コネクタ 68pinのVHDCコネクタ(写真右側の大きめのコネクタ)。
Digilentは、VHDCコネクタにつながる拡張ボードも販売しています。
VmodWW - VHDC Wirewrap
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/39/d638cb6f8611f7669092c5cf9bccb5d9.jpg)
ブレッドボードタイプもあります。
VmodBB - VHDC Breadboard
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/09/c23b4e1595b7244bcf35db58a20ef9c4.jpg)
ストロベリーリナックスさんにも取り扱ってもらいたいものです。
PMODコネクタにつながるA/DとかD/Aみたいな色々な拡張ボードもDigilentで販売しています(PMODのページ)。
configurationですが、まずはXilinxと互換の普通のJTAGポートがあります。Xilinxの純正のPlatform Cableや互換品をつないで使えます。
もしくはDigilent独自のAdept Systemを使った書き込みもできるようです。こちらはUSBにケーブルをつなぐだけなのでPlatform Cableを持っていなくてもいいことになります。ただしISEからではなく独自のツールから書き込むようです。
いつもながら、盛りだくさんです。ちょっとショックだったのは、かなりレガシーフリーになっていることです。PS2もアナログRGBもありません。かなり心ひかれるものはありますが、私自身はしばらく様子見です。
ストロベリーリナックスさんからは、XC3S1600Eが搭載されたSpartan-3E Starter Kitの販売もはじまっています(販売ページ)。こちらも気になるところです。
HDMI用のIC付いていたほうが良いんですが、価格が高くなってしまうんでしょうね?
HDMIがよく分からなかったのでwikipediaを見てみました。非圧縮でぐんぐん流すということみたいなので、圧縮の心配はいらなそうです。
でも、暗号化がどうとか、認証がどうとか書いてあって、そのあたりがネックになりそうな気もします。古いバージョンだと暗号のことを気にしなくてもいいのかもしれませんが、2011年から暗号必須になるようなことも書いてあったりします。ちゃんとお金を払ってHDMIの会員みたいなのにならないと機器を開発できないみたいです。素人が軽く手を出していいものなのか、よく分からないです。
というわけで、いつものごとく役に立たなくてすみません。