Sim's blog

電子工作はじめてみました

74HC02で38kHz発振(2)

2009-03-09 23:31:35 | 電子工作
74HC02で38kHz発振」の続きになります。

今朝の、のりたんさんのコメント「10番端子と13番端子のオシロスコープでの同時観測を希望します。」の実験をしてみました。

25us

赤い方が13pinで、発振していた矩形波です。黄色が10pinで、水晶発振子の正弦波が見えています。正弦波の方は38kHzですが、矩形波の方は1.3MHzくらいです。

拡大してみます(5us)。

このくらいでも、正弦波が結構なだらかになってきています。

さらに拡大です(1us)。

もにょもにょが見えてきました。

もいっちょ(250ns)

ぎざぎざになりました。黄色の方は、既に横線です。がたがたしてます。

これでどうだ(100ns)。


さらに行きます(25ns)。


1.3MHzって、30倍以上です。一見、平気そうに見えたのが実は拡大すると、こんなにぎざぎざでした。

74HC02で38kHz発振

2009-03-09 02:57:40 | 電子工作
38kHzの水晶発振子」の続きになります。

前回は74HCU04というアンバッファのNOTで発振回路を動かしました(というか、のりたんさん始め、皆様のおかげでなんとか動きましたm(_ _)m)。今回は74HC02というNORに変えてみます。

回路図です。


電源電圧が5Vのときの出力をオシロで観察しました。

オシロの周波数測定では38.02kHzになっています。

電池で動かせるように電源電圧を3Vにしてみました。

なぜか発振周波数は1.228MHzになっています。上と横軸は同じなので、ほぼ38kHzのはずです。

横軸(時間軸)を拡大してみました。

立ち上がりの部分です。何か、もにょもにょしています。

さらに拡大してみました。

細かく振動してから、立ち上がっています。まるでチャタリングです。
もしかして、これがスプリアスというやつでしょうか?

さてさて、どうしましょう。考えてみたのは以下です。
(1) 何もしない。どうせ赤外線受信器側にローパスフィルターがいるはず。
(2) ローパスフィルターを入れる
(3) NORの入力の片側だけ使う。残りの一つはGNDに落とす。増幅度が落ちて何か変わったりしないでしょうか?
(4) ダンピング抵抗やコンデンサの容量を変えてみる。
(5) ユニバーサル基板ブレッドボードをやめると消える?

眠くなってきたので続きは後ほど。