人は縁・花は色

花と旅の風景などの記録を紹介したくて
開設しました。

緩和ケア病棟へ

2018-03-16 16:06:26 | 日記
50年来の親友が昨年から体調崩し入退院を繰り返していました。
入院したときは、携帯でおしゃべりをし、退院してからはまだ運転できたので
家でお洒落しながら雑談をしたりと、友も気を紛らわしていました。
今まで病気一つしたことも無く看護士として、定年になってからは
老人ホームで働き皆さんからも慕われていた友なんです。

最近電話でもう運転できないと知らされ、近いうちに訪問しようと思ってた矢先
今日妹さんに乗せられて来てくれました。

最初に出た言葉が[来週から緩和ケア病棟に入所する事になったの]といいます。
延命治療やめることにしたそうです。色々治療したけど友に合う治療法が無くて
本人も諦めたといってました。職業か゛らか話す言葉もあまりにも淡々としていて
何ていって慰めていいのやら言葉も見つからずに居たら、
妹さんが[姉ちゃん、写真撮りたいから化粧して綺麗にしもらっては?と
言うので本人も[最後かもね]と笑いながら身を任せてくれました。

メークもしてあげたら可愛い人だったので綺麗になりましたよ。
満面の笑みでポーズを作ってくれたので、妹さんも私もシャッター押しました。
私は今度お見舞いに行く時現像して渡そうと思っています。

友の独身時代からおばぁちゃんになるまでの経緯全部知っている私は
本当に慰める言葉が見つからないのです。友は幸せだったのかな~
今は一日でも長く生きて欲しいと願うだけです。

[久しぶりに沢山笑ったよ]と元気よく帰って行った後姿を見て、涙が・・・







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季節の変わり目は嫌ですね。

2018-03-15 18:24:51 | 日記
最近ご近所さんで亡くなる人が多くて仏事で忙しいです。
昔の人はよく言いました。草木の芽の出る頃亡くなる人が多いと。
私らも何となく気候の変わり目でもあるので、本調子ではないので
気をつけないといけませんね。

昨日亡くなった人は89歳でした。運転免許を更新できなくなり
それ以来ガタガタと気落ちして、徘徊するようにもなり認知も
出てきて家族の知らない間に霙の降る日に外出してそのまま転んで
低体温で亡くなりました。パトカーとか私服の刑事さんもわが家にも
来て警察手帳も見せられ色々聞かれましたよ。

テレビで見るような立派な手帳です。始めて見ました。
事件にならず良かったです。

今日のお悔やみは47歳の友のお嫁さんでした。
[頭が痛いので早く寝るよ]と言って休み、夜中にトイレで倒れて
亡くなっていたそうです。

自分にはどんな末路が待っているのか? 不安だらけですが
その日一日を精一杯生きていればそれでよし。としなくてはね。

以前三陸の椿館を訪れたときの画像です。









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覚えていてくれてありがとう!!

2018-03-13 16:39:24 | 日記
昨日は定休日。月一回の診察に脳外科に行ってきました。
待合室で40代の青年に00子さんですね。と声をかけられました。
{そうですが、どちらさん?]というと[僕は00男の息子です]。
小学生の時の顔しか知らないのでびっくりでした。わが家からは5分ぐらいしか
離れていないけど若者になってからは見たこともないのです。
[よく私を覚えててくれたね]というと何となく覚えていました。と言ってくれました。

お話を聞いてみると結婚もして自力で家も建てて頑張っているようです。
私も彼の肩を叩いて[これからも頑張ってね。声をかけてくれてありがとう]と
感謝しました。

今時の若い者は・・・なんて言葉では片付けれないと思いました。
こんなに素晴らしい青年もいること喜びました。

わが孫達はどんな風に育てられているのかちょっぴり不安になりました。


今日朝一に来てくれたお客さんが[雪の中から掘り出してきたよ]と
ネコヤナギを持ってきてくれました。次のお客さんはフキノトウをてんぷらにして
食べて・・・と。今日は春の息吹を一気に感じた一日でした。


ザゼンソウも咲いているようです。春の足音が聞こえてくるので
待遠しいです。
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震災犠牲者へ思いをはせて

2018-03-09 10:48:51 | 日記
東日本大震災から7年目を迎えるに当たって地元の
北上信用金庫東支店で[東日本震災バネル展]を開いていること
知り行ってきました。北上市の復元納棺師笹原留似子さんが手がけた
犠牲者の面影を伝える絵日記や、写真など展示されていました。




被災後のがれきをさわるコーナーも用意されていましたよ。

又風化されないようにと遺族の重いを伝える[いのちの新聞]も配布されていました。

残された人が、大切な人の死を受け容れ、また生きていけるように。
故人がどんな状態にあったとしても、生前と同じ表情、できるだけ微笑みをたたえた
お顔に戻すことにこだわり、全国でも稀有な復元納棺師として活動しているのが
北上市の笹原留似子さんです。

震災後、ボランティアで300人以上を復元した女性納棺師。
バネルが25枚あったけど涙で゛レンズが曇りよく撮れませんでした。






バネル三枚目当たりから涙が頬を伝わり、夫が[もう見なくていいんだぞ]と。



帰ってからPCに取り込んでもう一度読み直しました。


皆さんにも納棺師の笹原さんの企画をもっと知ってほしくて
投稿しました。地域で企画があったときは是非足を運んで輪を広げて
活動を応援して欲しいです。

納棺師笹原留似子で検索してみてください。
  素晴らしい女性ですよ。岩手県人として誇りに思いました。
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久しぶりに目が点に!!

2018-03-06 10:19:26 | 日記
北上市の文房具専門店[ボイス]のギャラリーに3Dアートが展示されています。

日本発の3Dトリックアートは、なんとスケッチブックに鉛筆で描かれていました。
和歌山出身のアーティスト・永井秀幸さんが生み出すのは、2冊のスケッチブックを配置することで
絵が立体的に浮かび上がって見えるという、錯視を利用した3Dアート。
卓越した立体把握と陰影が生み出す3Dアートは国境を越え、今や世界での称賛を集めています。(ネット引用)

東北では北上が初出展とありました。昨日は定休日。撮影も許可されていたので行って来ました。




孫と違い絵心の持たない婆なので、別世界の空間に入った気分でした。

目の錯覚を利用した3Dアート。今にも飛び出してきて襲われそうな錯覚さえ感じました。
気持ち悪い絵もありましたよ。婆には理解できないかな?




孫達はVRゴーグルを買ってゲームを楽しんでいます。
全く理解できない世界です。私は立ち位置で満足満足です。






作品は繊細だが、使用する道具はスケッチブック、鉛筆、消しゴム、白熱灯とデジカメがあれば良いとか。
行ってみてよかったです。




   永井秀幸3D で検索してみてください。楽しいですよ。

いくつか画像添付しました。


最後の花の絵で気分スッキリしてくださいね。

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