いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

日記を読み返す

2022年09月14日 | 考える
大学時代に1年間だけつけた日記を読み返した。
びっくりすることに今と今と変わっていない気がした。

特に夏休みは、
「毎日が暇だ、自分は何に向いているのかわからない、
 何かの目標に向かっていかないと駄目な気がする。
 毎日を無為に過ごしているのではないのか」
などなど。

もう30年も前なのに今考えていることと同じようなことを書いてあり
成長していないことに、悲しくなってくる。

日記に登場する友達は今、どうなっているのかと考える。
一緒に毎日を過ごしていた友達も卒業とともに
それぞれの道へと巣立っていったが、
僕の心は巣立っていったのだろうか。

20代、30代は若さで前だけを向いて進んでいけたが、
40代も終わりに差し掛かり、過去を振り返ることが多くなった気がする。
だけどそれは年齢とは関係なく、ただの性格のせいなのかもしれない。

もう2度取り返せないのに、いろいろと考えてしまう。
あの時こうしていれば、あの時こういう風に言っていれば・・・

振り返るとなんて自分にとって意味のある4年間だったのだろうと思う。
もう日記も捨ててしまおうか。

過去を振り返っても、もう変えられないし、今を生きねば。
僕の大学時代の宿題は終わったのかなぁ。

今、振り返りもしなかった昔のことを読んだり、
考えたりすることで、心が乱れる。

ここ最近、こころが過去に向かっている気がする。
二度と戻らない青春の日々に。

毎日が暇すぎるのかもしれない。
暇があるとろくなことがない。

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