いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

配慮とは

2004年10月26日 | カウンセラー勉強記
産業カウンセラーの閉校式。
講堂に集まった生徒は90人あまり。
グループは12~13名でごとに
組まれており、順番に名前を呼ばれて、
呼ばれた人はグループ全員が呼ばれるまでその場に立っていくという
形のものだった。

生徒の中には
車椅子の人が2名ほどいた。

順番がまわってきて
名前を呼ばれたとしても、
その人たちは立つことができない。

自分のグループにそのことを指摘した人がいた。
「カウンセラー講座という心を扱う場所であるならば
 もっと配慮があってもよかったのではないのか」と。

私は正直に言ってではどうすべきだったのかということについて
判断できないでいる。

でももし、自分が車椅子で
立てなかったとしても、なんとも思わないだろう。
人生は不公平なものだと知っているから。

逆に、
「車椅子の人たちがいるので
 立たないで手をあげることにしましょう」
というふうな配慮をされることによって余計に
みんなに申し訳なく思う。

この問題は、いまだ自分の中で決着していない。

2名の人たちはどういう想いで、
閉校式を迎えたのだろうか。
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