いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

いつもこの青空の下で

2008年08月24日 | 考える
自分のおじいちゃんのおじいちゃんの
そのまたおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの・・・・

自分の先祖もきっと、この青空を見たに違いない。
それどころか、すべての人間は
地球に生まれているのであればきっと
この青空を見たに違いない。

人間の生死のサイクルは短いけれど、
地球というゆりかごはあまり変わらない姿を保ってきた。

地球にとっては温暖化などたいした問題ではないのかもしれない。
灼熱の時代やら、氷河期やら、地球はそれを乗り越えてきているのだから、
「地球に優しく!」という言葉はおこがましい。

たとえすべての人間が死に絶えても、
きっとこの青空は残るのだろう。

自分はひどくちっぽけで、有限の世界を生きている。
次の世代に命のバトンを渡し、そして死ぬ。
それが人生なんだと、思う。

連続する命の一部、それが人間なんだと、
秋の気配のする空を見上げて、思う。

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