いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

たとえ気づいていないとしても

2006年01月07日 | 考える
本人の理解には無関係に、
働いている力がある。

それを忘れたときに謙虚さを失う。
自分の持っている知識など、世界の知に比べれば、
比較にならないほどちっぽけなものなのに、
あたかも、自分は何でも知っているような気になってしまう。

自分には理解できなくても、
助けてくれている力もあれば、
自分を害する力もある。

それは自己の理解とは無関係で、
ただ存在している。

それを理解できるか、できないか、
または、目に見えないものまでも信じるか、信じないか。

自分が積み上げてきた自分が理解できるものだけの知の上に
果たして幸せがあったのだろうか。

自分には覚知できなくとも存在するものもある。
知ることができないのならば、信じてみるしかない。
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