しるぼの独り言。。

三重県四日市市でしがないパソコンインストラクターしてます。コメントはブックマークの足跡帳にどうぞ(*^-^*)

親切すぎるのも困りもの。。

2006年03月12日 | パソコンインストラクター
介護ヘルパーの仕事を始められて2ヶ月が経過する生徒さんがおられます。
まだ慣れないことの連続で、先日下記のようなことを仰られていました。

今日は主任さんから注意を受けたことがあった。
パーキンソン病で手が不自由な方の食事介助の時、手が震えるので自助具でもうまく口まで運べない様子に 殆どを私が手を出して介助していたんですが、今日主任さんに
「できるだけ自分で食べたいので 私がお願いするまで手を出さないで」
って言ってみえるので、暫くそっと見守ってあげて下さいと。。。。。
他の方にもトイレ介助の時に 「自分でできるから放っといて!」といわれてしまった。
どうも私は 世話を焼き過ぎたみたい。反省!これからは先輩達の様子を見ながら勉強しなければ。

年配の受講生の方の中には、ちょっとでも操作ができないとすぐ私の方を見て聞こうとします。確かに初めのうちはそれでいいのですが、暫く経ってもその状態では困ります。かといってほったらかしで2分も3分も何もできない状態というのも困ります。そういう態度をとられると、お節介なのか親切すぎるのか、私の性格からすぐ教えてしまいたくなってしまいます。それだと、生徒さんのためになりません。

そこで、私がよくやる方法は、困っていたら、ちょっとしたクイズ形式で聞くようにしています。
例えば、「ファイルを開くときはどのメニューから選ぶか覚えておられますか?」
生徒さんがそれでも解らず困っているとさりげなく
「ファイル」の文字辺りを指差して「確かここら辺りだったと思うんですが・・」
「あっ、そうか!ファイルメニューからだ!」
または「文書」は「ファイル」という言葉と置き換えることができます。だとすればその文書、つまりファイルを開くにはどのメニューから行なえばいいかわかりますか?」(これだとほぼ答を言っているようなものなんですけどね(;^_^A 。。

余りに答えないのも冷たく思われるし、すぐに答えたのでは操作を覚えられないし(;^_^A
まぁ、何回も聞かれるのは仕方のないことで、誰でもすぐに覚えられる人はいません。クイズ形式でちょっとじらしてそのうちに覚えてもらえばいいかなと思います。う~ん、ジレンマですね。

上記の介護ヘルパーの仕事をされている生徒さんのように、親切すぎるのも逆にお節介になる場合もあるし、いつまでもおんぶにだっこではその人の力が延びないし、何事も適度、中庸が大切ですね(;^_^A