すごいクオリティ・・・という作品を選んでみました。
トップランカーたちの、本気にして真っ当な戦いっぷり。
いきなり、お骨ツボ。
工房塾頭・大矢さんの作です。
故人が生前に大好きだった花、スイートピーに包まれてます。
なんという美しさ。
・・・と、深い愛。
ついでに、普段使いのものもご紹介。
ろくろ挽きベースのポットと湯飲みも、スタイリッシュ。
アクセサリーストックハウスは、大沢さんの作。
すてきなひらめきと、誠実な仕事っぷり。
こちらは、時計。
釉の厚みが、あたたかみをかもしてくれますね。
こちらは、飯田さんのファンタジー時計。
宝石(?)をあしらって、キラキラした世界に仕上げました。
黒田さんの、コーヒードリップ器一式。
これ、まだ未完成でして・・・
じゃん!
最終処理を施し、邪悪な・・・というか、すごみのある趣に仕上げました。
貫入(釉の細亀裂)に、墨を入れたのですね。
重厚感があります。
本格派の珈琲をおたのしみくださいな。
陶芸怪人・横山くんの、しつこい仕事っぷり。
ナチュラルにひずむ技法を使ってます。
変態の真骨頂と言えましょう。
かといって、まん丸、まっすぐなものがつくれないわけではありません。
まったくもう・・・
ついでに、滑稽系も。
手づくねもろくろも達者な、オールラウンダーです。
こちらも、なんでもできちゃうひと。
佐藤(直)さんのろくろ挽き平片口鉢。
正確でシャープなフォルムはさすが。
アイデアのひとでもあります。
マスキングを用いた絵付けに・・・
焼成方に工夫を凝らしたクリームナイフも。
これ、裏面にも施釉されてるのですが、どう焼いたか分かります?
北迫さん、苦心の急須。
バランスはまだぎこちないけど、やりきりました。
立派といっていい出来ですよ。
真面目で素直な姿勢に、神様はごほうびをくださるのです。
こちらも純情一直線・柏木くん。
ろくろに真摯に向かう姿は、まるで求道者です。
刷毛目の走りも滑らか。
遊び心も忘れません。
やりたいことに向かう少年の心を持ちつづけて、がんばってちょうだい。
サチコさんの労作、傘立て。
何日かがかりで、ついにやり遂げました。
その分、達成感がハンパなし!
つくる楽しさと、出来上がったときのヨロコビこそが、陶芸ですよね。
それは、上手なひとも未熟なひともかわりません。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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