けっさくWorks

森魚工房作品の展示サイトです。
しはんのお手本と、歴代生徒さんたちが生み出した名品の数々をごらんあれ。

上手なひとの作品

2021-01-27 09:02:30 | 日記

すごいクオリティ・・・という作品を選んでみました。
トップランカーたちの、本気にして真っ当な戦いっぷり。 


いきなり、お骨ツボ。
工房塾頭・大矢さんの作です。


故人が生前に大好きだった花、スイートピーに包まれてます。
なんという美しさ。
・・・と、深い愛。


ついでに、普段使いのものもご紹介。
ろくろ挽きベースのポットと湯飲みも、スタイリッシュ。


アクセサリーストックハウスは、大沢さんの作。
すてきなひらめきと、誠実な仕事っぷり。


こちらは、時計。
釉の厚みが、あたたかみをかもしてくれますね。


こちらは、飯田さんのファンタジー時計。
宝石(?)をあしらって、キラキラした世界に仕上げました。


黒田さんの、コーヒードリップ器一式。
これ、まだ未完成でして・・・


じゃん!
最終処理を施し、邪悪な・・・というか、すごみのある趣に仕上げました。


貫入(釉の細亀裂)に、墨を入れたのですね。
重厚感があります。


本格派の珈琲をおたのしみくださいな。


陶芸怪人・横山くんの、しつこい仕事っぷり。


ナチュラルにひずむ技法を使ってます。
変態の真骨頂と言えましょう。


かといって、まん丸、まっすぐなものがつくれないわけではありません。
まったくもう・・・


ついでに、滑稽系も。
手づくねもろくろも達者な、オールラウンダーです。


こちらも、なんでもできちゃうひと。
佐藤(直)さんのろくろ挽き平片口鉢。


正確でシャープなフォルムはさすが。


アイデアのひとでもあります。
マスキングを用いた絵付けに・・・


焼成方に工夫を凝らしたクリームナイフも。
これ、裏面にも施釉されてるのですが、どう焼いたか分かります?


北迫さん、苦心の急須。
バランスはまだぎこちないけど、やりきりました。


立派といっていい出来ですよ。
真面目で素直な姿勢に、神様はごほうびをくださるのです。


こちらも純情一直線・柏木くん。
ろくろに真摯に向かう姿は、まるで求道者です。
刷毛目の走りも滑らか。


遊び心も忘れません。
やりたいことに向かう少年の心を持ちつづけて、がんばってちょうだい。


サチコさんの労作、傘立て。
何日かがかりで、ついにやり遂げました。
その分、達成感がハンパなし!
つくる楽しさと、出来上がったときのヨロコビこそが、陶芸ですよね。
それは、上手なひとも未熟なひともかわりません。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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