日記帳

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さいたま市長選挙~個人的所感1~

2009-05-17 | 思うこと
来週、さいたま市となって3度目の、私がさいたま市に引っ越してきてから2度目の市長選挙がある。

前回2005年の選挙は・・・記憶にない。
2003年にさいたま市に来て以来一度だけ投票していない選挙があったという記憶があるのだが、それが市長選かも?
投票率は、わずか35%だったらしいし。

今回は真面目に投票しますよ。
基本的には、よほどのことがない限り選挙には行くのが信条なので。

で、今回の市長選、立候補者は以下の6名です。(wikiから抜粋)

相川宗一 現職(66) 旧浦和市系

清水勇人 県議会議員(46)元自民党で、民主党が支持で政策協定。渡辺喜美衆院議員も支援

中森福代 衆議院議員(59)自民党、前回出馬

日下部伸三 市議会議員、医師(50)西区選出

高橋秀明 松下政経塾 政経研究所 研究員など(52)土屋前知事の元特別秘書

松下裕 元県議(63)共産党

前回は、現職の相川市長と今回も出る中森さん、共産党の3名でしたが、今回は倍増しました。

現職の相川宗一氏は、1991年に旧浦和市長に就任以来3期を務め、2001年には旧大宮市長を破ってさいたま市長に当選。
更に前回も当選して、今回は合計6期目を目指すという超多選
しかも、父も祖父も旧浦和市長という親子三代市長という超世襲
多選も世襲も最近は随分と批判がありますが、田舎の村とかならいざ知らず、半分ぐらいが「埼玉都民」じゃないかといわれるぐらい都心に近いさいたま市の市長がこんなに多選・世襲だとは意外と知られていないのでは?
個人的には、多選も世襲も住民のために立派に働いてもらえれば必ずしも「悪」とは思わないものの、これはちょっとやりすぎじゃあ・・・という気がする。

一方で、マニュフェストを見ると、他の候補に比べて具体的で分かりやすい感じがするのは、やはり現職の強みか?
正直、その多選・世襲ぶりに引く思いはあるけれど、マニュフェストだけ見たら一番投票したいと思わせる・・・といったところ。

あと、現在66歳で、ついこの間倒れて入院したばかりという健康状態も気がかりなところ。
今はやる気でも任期後半にレームダック化しないかどうか・・・?

清水勇人氏は、過去2回の選挙ではいなかった民主党系の候補者。
民主党は現職の相川市長ともつながりがあるようで「党を挙げて」といまではいかないようだが、それでも駅前で配っていたマニュフェストの作り方などは民主党衆議院議員のものとほぼ同じ。
松下政経塾の出身ということで、民主党の若手と同系列の政策通と見てよいかと。
松下政経塾出身の議員はみんな優秀だしね。

ただ、マニュフェストの1面に
「さいたま市」だって政権交代
さいたま市から政権交代を実現する会

と大々的に書くのはどうなんだろう?
ちょっと、市長選と来るべき総選挙をリンクさせすぎの気がしないでもない。
だいたい「さいたま市から政権交代」なんて言ったら、民主党の党是である地方分権に反しているような・・・。
また、市長選は単なるステップで、最終的には国政を狙っているかのような印象も与えかねないと思うのは私だけだろうか?

年齢的に最も若いので少子化対策や若年層向けの政策を期待したいところだが、正直言ってマニュフェストを見る限りあまり共感できなかった。


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