「主婦っとサーベイ」美味しいものと美味しいものが並んでいるお店

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・自由学園明日館(みょうにちかん)

2008年12月20日 | 商品

東京の池袋駅から徒歩5分。
自由学園明日館の見学に行ってきました。

1921年(大正10)、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎として
フランク・ロイド・ライトの設計により建設された建物です。
1934年(昭和9)に自由学園が南沢(東久留米市)に移転するまで使われていました。
関東大震災や第二次世界大戦の空襲からも免れ、
1997年(平成9)5月、国の重要文化財指定を受け現在も動態保存されています。

「動態保存」とは、重要文化財建造物として保存しながらも、建物を有効に快適に使用するという趣旨があり、
現在もセミナー、コンサート、懇親会の会場として使われています。
結婚式の会場としても人気ですって。

建物が使われていない日は、見学可能。
見学カレンダーで確認できます。
開館日の午後14:00から、明日館事務室職員によるガイドツアーがあり
丁寧に館内を案内して頂きました。

天候の悪い平日という事もあり、私達2名で独占。
重要文化財として修復するにあたり、白黒の写真しか残っていない中で
参考になったのは、生徒が描いた校舎のスケッチであったお話。
建物の造りの他、大谷石の床材、窓、椅子、壁画などに込められている思いなど
若い職員の方も、愛情を感じながら明日館を守っておられるお姿に
こちらも熱くなり、次々と素人の質問をぶつけてしまいました。
ご丁寧にお答え頂きありがとうございました。

建築設計、デザイン関係の方だけでなく、活きている建築物として
大正、昭和の時代をなつかしむ世代の方達にも是非
見学に行って頂きたいと思いました。
心が温かくなりますよ。

見学券のみは400円。
見学券+お茶付きで600円。
コーヒーか紅茶とケーキかクッキーが選べます。

この空間↓でお茶を頂けるなんて、贅沢なひと時です。


明日館の敷地の一角にJMショップがあります。
自由学園工芸研究所製品の他、消費経済研究部 の一部商品、食事研究グループのクッキー、フランク・ロイド・ライトのデザインを取り入れたミュージアムグッズなどが販売されています。
私達のお気に入りは
自由学園食事研究グループ」の「コンコンブル」
乾パンのようだけど、ゴマと素朴な甘みがあって固さが、また美味しい!


14本入りで500円
原材料:小麦粉、バター、マーガリン、白ゴマ、砂糖、塩、玉子、イースト
フランス語でconcombre=キュウリのこと。
形が似ているから命名されたらしいです。
でも、フランスの市場で見たキュウリはもっと太かった!


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