3月25日、大阪スローフード協会の特別講演に行ってきました。
講 演 テ ー マ は「㈱娑吽婆羅とNISHIYAMAの挑戦」
講師は、大阪スローフード協会の顧問をしておられる古山勇起氏。
スーパーマーケットNISHIYAMAの専務
(有)神戸フーズクリニック社長・㈱娑吽婆羅の副社長でもあられます。
スーパーマーケットNISHIYAMAは京都府福知山市に本部があり、
周辺に5店舗を展開するスーパーマーケット。
私達が買い物に行ったスーパーの中で、
特別印象の深いお店でしたし、また最近読んだ
「農業が日本を救う」(財部誠一氏著)の中にも
紹介されていたので、大変楽しみに真正面の席で拝聴させて頂きました。
2007年の秋、道の駅、農産物直売場巡りに
丹波方面に行った時、ナビに出てきたスーパーマーケット
マークを見てスーパーマーケットNISHIYAMA
の2店舗でお買物をしたことがあります。
「スーパーマーケットNISHIYAMA篠山店」
「スーパーマーケットNISHIYAMA三田フラワータウン店」
「スーパーマーケットNISHIYAMA篠山店」
7年経ったと思えないぐらい店内はすっきりと清潔に保たれている。
陳列がスマートで妙な突き出し陳列がない。
生鮮品の鮮度も良いし、店員さんが手際よく鮮度をチェックしている。
11時になると、出来立てのお弁当、お惣菜を勧める明るい声のアナウンスが聞こえてきます。
地方に行くと、店舗デザイン負けしているスーパーマーケットが
多々あるのですが、「スーパーNISHIYAMA」はおしゃれな店内と
値頃感のある興味深い商品との相乗効果で 気持ちよく買い物ができます。
遠くまで車で来て、このようなスーパーマーケットに お目にかかれて思わずはしゃいでしまった私達でした。
「スーパーマーケットNISHIYAMA三田フラワータウン店」
突然ニュータウンのマンション群にビックリ。
大阪駅からJR福知山線を使い快速で50分。
まだまだマンション建設中。
「ニシヤマこだわりの逸品」には、解説付きのPOPがある。
惣菜の種類が多いし、手の込んだちらし寿司や手毬寿司なども数多く並び 売り場の彩りも美しく、実に美味しそうなのです。
こういう所は、篠山店も同様。
午後3時頃、惣菜売り場が一段落している時間には、店員さんが丁寧に売り場のガラスを拭いている。
商品数が少なくなった揚げ物コーナーも、残り物っぽく見えない。
これは、お客にとっては嬉しいことです。
上記は、私達がお買い物に行った時の印象でした。
今回、ご講演でハレの日(お盆の時など)は1日で惣菜の寿司の売り上げが1店舗で350万円になるとお聞きして納得しました。
ご飯が美味しいのです。
おかずや、寿司ネタが良くても、ベースとなるご飯(米)が
不味くて、結局見かけ倒しのお弁当もよくあるのですよね。
しかし、この見た目の華やかな
「姫ちりめんの陽だまりちらし」398円
ネーミングも可愛い。具材の種類も豊富。
女心をくすぐる条件が揃っていたので購入。この商品も酢飯が美味しい。
これなら地元のお客も、リピーターになると納得。
惣菜部門の見事さだけでなく、スーパーマーケットNISHIYAMAでは産地やメーカーと直接取引きをしている商品があるのです。
その開発、流通に関わっておられるのが㈱娑吽婆羅。
「隠れた地方の逸品」をみつけて、消費地の店頭に並べるという事は昨今では随分多くなってきました。
しかし、㈱娑吽婆羅がされていることは
スーパーマーケットNISHIYAMAで日常価格で売る商品を
「美味しい」「安全・安心」「安定供給」「表示の正確」
についての責任を小売流通自らがされているのです。
中間流通を省いて安く商品を提供、という
どこかで聞いたようなセリフではなく
食料自給率の低い日本だからこそ、資源保護と
食物を捨てない、無駄にしないという
流通改革・環境問題の観点から、産地で廃棄される運命の生産物を食べ物に加工して提供されています。
また、スーパーから出るゴミを資源として、堆肥にして
農場で青果物の肥料に使われているのです。
その青果物は自社のスーパーで店頭販売されています。
食品リサイクル法の改正があるとかで、注目を浴びている部分でもあります。
今回、ご講演で紹介をして下さった商品がありました。
近々、お買い物に行ってブログの続編としてご紹介したいと思います。
また、北近畿のおそばも大好きで休みの日には、バイクを走らせ、よく食べにいっております。
大好きです。
明石には、何度か買いに行ったことがあります。
NISHIYAMAのお寿司は「煮あなご」ですが
これも、また美味しいです。
福知山、丹波篠山には、観光ポイントもたくさんありますものね。
お天気の良い時に、寄ってみて下さいね。