ティコ・ブラーエ


パパとママの視点から
子供と建築探訪
こどものおやつから考える体にやさしいレシピ

尖閣諸島を日中友好関係のシンボルへ

2010-10-05 | パパ
尖閣諸島をはさんで、日本と中国の関係が揺らいでいる。
人類の歴史が、領土を奪い合う民族の闘争の歴史であるとするならば、両者一歩も譲り合わないのは当然なのかもしれない。
だからこそ、船長釈放という譲歩の行為に憤りを感じる人も少なくなかったのではないか。
しかし、リーマンショック以後の日本経済が内需の先細りから抜け出せないことを考慮すると、巨大な市場をもつ中国の需要は避けて通れない現実であり、真っ向対決は避けなければならない。
そこで、尖閣諸島という資源豊富な領域を奪い合うという発想から抜け出し、日中友好関係のシンボルと位置づけ共生の道を模索することを提案したい。
日本の歴史と中国の歴史を平行して学べる歴史博物館や学生どうしの交流を深める施設を作り、両国が互いの文化を自身の文化を問い直しつつ理解していく真の友好関係を構築する場所になるのではと思う。
ユートピア的発想に思えるかもしれないが、理想なくして明るい未来は開けない。
遠い未来の世界から眺めたとき、今回の問題が日中関係を闘争の歴史へと導いたスプリングボード(契機)であったという悲劇だけは避けなければばならない。

マイケル・ジャクソン
「地球を愛している。でも我々は、暴走列車だ。」






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