今年もNHK大河ドラマ『西郷（せご）どん』が、昨日の４７話をもって終了した。幼少時の島津斉彬との出会いから、戊辰戦争そして西南戦争まで戦さに明け暮れた全人生を見事に描き切った。その中でも最後の将軍慶喜との確執は見所だったが、倒幕の決め手となった【薩長同盟】に続く第二次長州征伐において、東隣の広島（安芸）藩の浅野氏が領内の駐屯を拒否するなど徹底して幕府軍への協力を撥ね付け、長州藩わずか数千の幕府１０万へのゲリラ戦に側面援助したことは特筆される。このことは一般にはあまり知られておらず、その後も疲弊した長州軍に数百の兵を出し鳥羽伏見の戦に加わっている。周知の通り、この戦いの後、幕府方の諸藩も雪崩を打って江戸攻めに加わったが、この浅野氏の広島（安芸）藩は当初から身を捨てて長州方に加わっていた。この浅野氏こそ、かの播磨国（播州）赤穂藩の浅野家の本家であった。・・・《続く》
義士祭の十二月十四日に変更す（泉岳寺） 義士祭の夜更けの停車場にて待つ 自堕落に徹し義士会に間に合はず 義士の日の名句は無用のこととせり 義士の日のガストに家庭不和の声 義士の日の自暴自棄なる者ばかり 義士の日の禁句「人間はいつか死ぬ」 義士の日の百五十年後に倒幕す（浅野本家の広島藩は鳥羽伏見の戦いに参加） 義士の日の義士とはただのストーカー 義士の日の吉良邸跡のあをあをと 義士の日に炎上駅チュウの吉良よし子（日本共産党参議院議員） 義士の日の山本太郎と知らずいる 義士の日の高田軍兵衛といふ白さ 賢君と呼べず義士の日を放棄せり 義士の日や六本木心中止めてをけ ボッタクリ注意警報討入日 ここからは仮想空間討入日 銭湯の先着四十七人討入日 安倍改憲不発の報せ討入日
林部聡史 カバー 『サイレント・イブ』（原曲 辛島美登里）
冬至までの白い坂道転げ落つ まほろば 最新作 即興
今夜は早朝３度に向けて全くの【冬の闇】の底です。大河ドラマ『西郷（せご）どん』の最終回（４７話）を観た後仮眠に入り、たった今起き上がったところです。これから夜食の讃岐うどんを食べ、切れている缶ビールを買いに行きます。６時半頃夜が明けると、今度は昨日に続く【ラジオ体操】に参加します。これは、年内出来る限り出るつもりです。昨年はクリスマスの朝から６日連続で出たので、今年の目標は７日連続といったところでしょうか。参加者の中ではズバ抜けて歳が若く、たまにしか出なくても顔を覚えられているようです。途中何度もおはようと挨拶するのが心地良い限りです。さて、そろそろ【師走】の句の量産体制に入りたいのですが、同時に２３日（日曜）の【冬至】にまであと７日となりました。今年の【冬】についての感慨を次記事でジックリと書いてみたいと思います。「俳句界」の特集『私のsaku句信条』の感想（一人目坪内稔典）はその後にでも書き継ぎます。・・・《続く》
カフェ・ミュージック 冬の夜
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