Revo R3610はNvidia IONプラットフォームですので、話題の
Cudaを使用することができます。そこで早速これを利用した
エンコードを行ってみました。
ちなみに、Cuda対応ソフトウェアですが。以下のようなものが
あります。
===========================
有償:
TEmpegenc Karma Plus
Loilo Scope Venus
Badaboomなど
無償:
Mediacoder
===========================
さてさて。まずは無償のMediacoderからということで試した
のですが、これが、まだ安定動作しません。
特に音声系のエンコードでこけるようで、mencoderが異常
終了します。
ただ。。エンコード速度は爆速。Mpeg2 TSの2.2M/29.97fps
AC3の30分のファイルのPSP向けAVCHD(H.264/AAC)
再エンコにかかる時間は10分!
バッチ処理も可能なので、複数のファイルを一括で突っ込んで
変換させるといい気分です。実際、子供のポケモンアニメを一括
変換したのですが、いくつかで失敗があったものの、だいたいは
うまく出力されました。
出力結果もまぁまぁです。Cudaエンコーダ使った場合、PSPだと
なぜか320x240でしか認識してくれないってのが問題ですが。
エンコード時間とのトレードオフで考えると、まぁ許せます。
次に試したのがLoilo Scope Venus。
一見、高速そうに見えたんですが、、、実際には上記同じ条件
のファイル変換に1時間20分かかりました。
なんでそんなにかかっているのか、メニューが簡略化されて
しまっているので全くわからず、Mediacoderでの変換が
あまりに高速なので、もう、使う気にならなくなりました。
最後がTEmpegenc Karma Plus。
これは正統派です。出力も比較的簡単に選べるし、ちょうど
適当な感じ。出力にかかる時間も25分程度と実時間を
ちょっと切った感じです。
出力は非常にきれいだし、Mediacoderよりも薄皮一枚
はいだ感じというのでしょうか。。ちょっと鮮やかに見えます。
ただ。。ファイルサイズはCompactを選択しても185MB。
予想より大きくなっちゃっててちょっとショックでした。
値段的には4千円を切るくらいの製品で、一番いい感じ
なので、もうちょっと使い込んでみます。
・・こうしてみると、Cudaって、すごいですよね。
たぶん、普通にAVCのエンコードをATOM330でやると、
2~3時間とか平気でかかっちゃうはず何ですが、本当に
10分でできるあたり。
Revo買う前には、Core i7とか、i5とか買わないと
エンコードはつらいなぁなんて考えてましたが、いろんな
ソフトがCuda対応してくれるなら、これ以上のスペック
が本当に必要なのか疑問になってきています。
これからはMany-coreの時代で、SonyのCellなんか
に近いものがもてはやされることになるとは思うのですが
GPUをうまく使うことで、CPUに極端に依存しない処理が
できるというのは、本当に魅力的だと思います。
・・しかも、IONは安いし。Revoなんて、5万円以下です。
昔なら30万近く出しても、こんなスペックだせなかった
わけで。。。なんか時代を感じます。
あ、時代を感じるといえば。
最近某社のブレードサーバを調べてたんですが、なんと
まぁ、今時のブレードサーバって、Opteronの6core
CPUを4つ搭載できるので、1ブレードで24Core!!
エンクロージャには8枚入るから、1エンクロージャに
192 Core!!
重量を鑑みると1ラック2エンクロージャが限度となる
(床加重が1トン/㎡超える。。)
ので、1ラック(42U)あたり384 Core!!!
1CPU=1Core=過去の1サーバという乱暴な置換を
許すなら、1ラックに384台分のマシンが入るわけです。
なんていうか。。。もう、昔と同じ考え方でCPUを考えると
あり得ないスペックなんですね。
本当にこんなスペック、使いこなせるんかいな?
なんか、PC系のハードベンダって、どんどん自滅の道を
歩んでいる気がしてきています。。
Cudaを使用することができます。そこで早速これを利用した
エンコードを行ってみました。
ちなみに、Cuda対応ソフトウェアですが。以下のようなものが
あります。
===========================
有償:
TEmpegenc Karma Plus
Loilo Scope Venus
Badaboomなど
無償:
Mediacoder
===========================
さてさて。まずは無償のMediacoderからということで試した
のですが、これが、まだ安定動作しません。
特に音声系のエンコードでこけるようで、mencoderが異常
終了します。
ただ。。エンコード速度は爆速。Mpeg2 TSの2.2M/29.97fps
AC3の30分のファイルのPSP向けAVCHD(H.264/AAC)
再エンコにかかる時間は10分!
バッチ処理も可能なので、複数のファイルを一括で突っ込んで
変換させるといい気分です。実際、子供のポケモンアニメを一括
変換したのですが、いくつかで失敗があったものの、だいたいは
うまく出力されました。
出力結果もまぁまぁです。Cudaエンコーダ使った場合、PSPだと
なぜか320x240でしか認識してくれないってのが問題ですが。
エンコード時間とのトレードオフで考えると、まぁ許せます。
次に試したのがLoilo Scope Venus。
一見、高速そうに見えたんですが、、、実際には上記同じ条件
のファイル変換に1時間20分かかりました。
なんでそんなにかかっているのか、メニューが簡略化されて
しまっているので全くわからず、Mediacoderでの変換が
あまりに高速なので、もう、使う気にならなくなりました。
最後がTEmpegenc Karma Plus。
これは正統派です。出力も比較的簡単に選べるし、ちょうど
適当な感じ。出力にかかる時間も25分程度と実時間を
ちょっと切った感じです。
出力は非常にきれいだし、Mediacoderよりも薄皮一枚
はいだ感じというのでしょうか。。ちょっと鮮やかに見えます。
ただ。。ファイルサイズはCompactを選択しても185MB。
予想より大きくなっちゃっててちょっとショックでした。
値段的には4千円を切るくらいの製品で、一番いい感じ
なので、もうちょっと使い込んでみます。
・・こうしてみると、Cudaって、すごいですよね。
たぶん、普通にAVCのエンコードをATOM330でやると、
2~3時間とか平気でかかっちゃうはず何ですが、本当に
10分でできるあたり。
Revo買う前には、Core i7とか、i5とか買わないと
エンコードはつらいなぁなんて考えてましたが、いろんな
ソフトがCuda対応してくれるなら、これ以上のスペック
が本当に必要なのか疑問になってきています。
これからはMany-coreの時代で、SonyのCellなんか
に近いものがもてはやされることになるとは思うのですが
GPUをうまく使うことで、CPUに極端に依存しない処理が
できるというのは、本当に魅力的だと思います。
・・しかも、IONは安いし。Revoなんて、5万円以下です。
昔なら30万近く出しても、こんなスペックだせなかった
わけで。。。なんか時代を感じます。
あ、時代を感じるといえば。
最近某社のブレードサーバを調べてたんですが、なんと
まぁ、今時のブレードサーバって、Opteronの6core
CPUを4つ搭載できるので、1ブレードで24Core!!
エンクロージャには8枚入るから、1エンクロージャに
192 Core!!
重量を鑑みると1ラック2エンクロージャが限度となる
(床加重が1トン/㎡超える。。)
ので、1ラック(42U)あたり384 Core!!!
1CPU=1Core=過去の1サーバという乱暴な置換を
許すなら、1ラックに384台分のマシンが入るわけです。
なんていうか。。。もう、昔と同じ考え方でCPUを考えると
あり得ないスペックなんですね。
本当にこんなスペック、使いこなせるんかいな?
なんか、PC系のハードベンダって、どんどん自滅の道を
歩んでいる気がしてきています。。