列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

三木鉄道の旅(2)

2008年04月25日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅


1月5日(土曜日晴れ時々曇り

 つづき 

 廃止された三木鉄道は、厄神から三木6.6kmのとても短い路線に、全部で9つもの駅がありました。そのうち4つは、国鉄三木線が第三セクターの三木鉄道に転換された後で出来た駅でした。

 厄神発三木行き始発列車の乗客は一人でした。そして、途中駅からの乗客もありません。駅はこまめに設置されているはずなのに、列車が終点の三木に着くまで、ドアはついに一回も開かなかったのです。

 車内には、いろんな時代の沿線の写真がかざってありました。ドア近くのかごの中には漫画が入っていました。自由に読んでくださいということでしょうか。

 朝6時台の沿線は、明かりがほとんどありません。真っ暗な空が、少しずつ紅色へと変わっていきました。

 つづく
 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。