★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

十蓮坊を訪ねる(香川の神社178)

2018-09-14 16:20:29 | 神社仏閣
大学からの帰りに仏生山の「十蓮坊」によりました。『香川県神社誌』には「龍田神社」として載っています。祭神は龍田大神ということになりますですね。このあたりの神社のいくつかは『神社誌』の記載に拠れば、龍田大神の神社ということになっていますが、よくわかりません。



いまは、珍しい「イスノキの群生する十蓮坊」として知られています。少なくとも、わたくしはそうして知りました。真ん中の石祠に立てかけてあった額には「十蓮坊之祠」とあります。燈籠は天保年間のもの。







この鳥居には、「十蓮坊祠前石華表」とありました。日本では華表というのは鳥居の古い言い方みたいですが、中国の華表は天安門広場のそれが知られているように、派手な標柱です。これが鳥居の先祖だという人もいるらしいです。左側の石柱には、この華表の由縁が結構長く書かれていましたが、今度読んでみようと思います。


最新の画像もっと見る