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★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

反動的反省

2019-04-26 23:40:13 | 文学
ジョセフ・シュワントナー/反動 Recoil


反動を聴きながら、今日の反省をする。

・学生から『転生!太宰治――転生して、すみません』をすすめられたので、いつか読もうと思う。――というかすこしよんでみた。

「最近、私がよく見ているものは、『アイドルマスター』です。」(p271)

はあっ?

・細江光氏の『100回『となりのトトロ』を見ても飽きない人のために』をつい買ってしまったのであるが、目的はむろん、細江氏の作品に対するラブビームを読むためだ。谷崎研究の大著でもそれはすごく、「どうしたばけもの、テクスト論者を焼き払えっ」という勢いであった。今回も「となりのトトロ」で、270頁も書ける細江氏であった。いや、何かこれは少しおかしい。短い。と思ったら、後書きで

「本当を言うと、この本は、もっともっと細かく詳しく書きたかったのですが、御迷惑でしょうから、ここらで筆を擱きます。」

ここらで、という口調がすばらしかったのだが、このあと氏はやはり十行近くも書いてしまう。

・A級戦犯著『天才帝国日本の飛騰』を図書館でむさぼり読んだわたくしであった。

・授業では、越智治雄をまるで知り合いのように語ったわたくしであった。こういう調子の良さはわたくしの欠点である。この調子では、来年あたりは安倍晋三あたりを知り合いのように語りかねない。というか、ここまで首相の映像を毎日見ていると、ほぼマブダチのような気がしてきた。

・「ごきげんよう、教員各位。さて、今回の指令だが...」「君あるいは君の仲間が捕まり殺されても、当局は一切感知しないものとする。」「なお、このメッセージは5秒後に自動的に消滅する。」

……確かに、リマインドが二回くらい来ないと、ミッションは自動的に忘れることが多い。

・親知らずの抜歯後の抜糸。歯医者さんの中では、バツイトと呼んでました。


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