遠くにアギーガン島が見える、波静かなカマビーチです。
この浜辺は日本時代は「支庁桟橋の海岸」と呼ばれていて、サイパン・テニアン間の定期船が、2隻で1往復ずつしていた桟橋がありました。
日本人がいなくなったら「ジョーンズ・ビーチ」と呼んでいましたが、いつの間にか「カマビーチ」に変わっていて、現在はカマビーチという名前になっているようです。
内地では大雪が降るとテレビでは放映しているのに、水に浸かって遊んでいる子供がいます。
手前の子供は、この後椰子の葉を持って泳ぎ始めました。
浜辺には、バーベキューの準備をしている人がいました。
火を焚いたドラム缶の上には、長茄子が並んでいます。
テニアンの人も最近は肉主体のバーベキューから野菜も食べるバーベキューに変わりつつあるようです。
白爺は、長茄子の焼いたのが大好きです。
皮をむいている人に「マンゲィ(美味しい)?」と聞いたら、「マンゲィ!!」と答えてくれました。
昔、難破船が打ち上げられていた場所です。
白爺は「白砂の浜に戻った」と言ったことがありますが、近づいて見たらキールの鉄だけは少し残っているようでした。
休憩のテーブルや椅子が造られた「カマビーチ」は、いつまでもテニアンの人の憩いの場所になるでしょう。