韓国の慰霊碑を参詣して少し先へ歩くと、日本の兵隊さんが大勢戦死した大きな洞窟があります。
洞窟の上には大きなブーゲンビリアの花が咲いていました。
洞窟の前にはテントが張られていて、お祈りをする椅子とテーブルが並んでいます。
テーブルの間を通って洞窟内に進むと、立派なマリア様の像が祀られていました。
この日は日曜日だったので、誰かがお参りに訪れたようです。
マリア様像の前にはローソクが灯されていました。
こちらのローソク立てにも、灯がありました。
洞窟内には、人工的に掘られたと思われる穴が左右にあります。
中に入ってみましたが、武器を格納していたような穴でした。
マリア様が祀ってあるのに、マリア様像の裏には卒塔婆が置かれていました。
名前を見たのですが、長い期間置かれているようで読むことが出来ませんでした。
洞窟の前では、「ショベルカーで処理するくらい多数の日本兵が戦死していた」と聞いたことがありますが、この洞窟の右山肌をマルポ方面に向かって逃げる途中で戦死した兵隊さんもいたでしょう。
この山肌の先には、日本の野戦病院がありました。
その野戦病院も洞窟を利用して造られています。
白爺は歳をとったので、「あの野戦病院までは行けないのでは」と心配しながら、この山肌を眺めてきました。
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