都立薬用植物園にて
オオツヅラフジ (ツヅラフジ科 ツヅラフジ属)
生薬名:防已 利尿、関節痛・リュウマチ鎮痛の効果だそうです
雌雄異株でこちらは雌花
雄花
葉が広卵形や心形、浅い切れ込みが入るものと変化に富んでいますネ
アオツヅラフジ (ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属)
生薬名:木防已
7/11付ブログでは雄花だけでしたが
若い果実と共に雌花も咲いていました♪
タマサキツヅラフジ (ツヅラフジ科 ハスノハカズラ属)
生薬名:白薬子
果実は熟すと赤くなります
ハスノハカズラ (ツヅラフジ科 ハスノハカズラ属)
生薬名:千金藤
和名はハスの葉に似ていることからで、コチラも果実は赤く
暖帯から熱帯の海に近い山地にはえるそうです
温室のネームプレートより
ステファニア バンコク産 (ツヅラフジ科 )
ハスノハカズラに近いのかなぁ~花が咲くのが楽しみです(*^^*)
ツヅラフジ科括りで ほぼグリーン一色なので
以下 多彩なシソ科を・・・
ナミキソウ(シソ科 タツナミソウ属)
コガネバナ(シソ科 タツナミソウ属)
カワミドリ(シソ科 カワミドリ属)
タイマツバナ(シソ科 ヤグルマハッカ属)
ヒロハマウンテンミント (シソ科 ピクナンテムム属)
ニガクサ(シソ科 ニガクサ属)
セイヨウニンジンボク(シソ科 ハマゴウ属)とモンキチョウ
イヌゴマ(シソ科 イヌゴマ属)
ハナハッカ(シソ科 ハナハッカ属)とヤマトシジミ
多くの虫たちの吸蜜源になっているのですネ。
オオツヅラフジはアオツヅラフジに比べると大きく丈夫なかんじで
正に葛籠を編めそうですネー(^^♪
同じツヅラフジ科でも含有量や成分の違いで
一つ一つ生薬名を分けているのだなぁっと感心してしまいます。
一歩 園外に出れば道路や住宅地になるのに
植物園では様々な虫が楽しそうに花々を巡っており
普段、動いている被写体はブレブレの私でもシャッターチャンスでございます
さすが薬草園、色々な薬草を育てていますね。
ナミキソウも、何かの薬なのかなぁなんて思いながらみていました。
そして、昆虫に蝶の蜜となり、逆に花粉を運んで貰っているんでしょうね。