石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

エロスは国際問題である

2008-10-05 07:26:24 | 社会
オラの「エロ教師」就任は、国際的な波紋を呼んでいる。

海辺のレストランで、いつも朝食を共にするアイルランド人・ドイツ人が、立教大学でのオラの授業の様子を聞いて興奮している。いずれも還暦を迎える大学教師だ。

質実な語学教師でいつづけた彼らにとって、大学で「エロス」を教えること自体が仰天なのだ。西洋人にとってもエロスは暗い「タブー」であって、学園での「教科」ではない。

それを、思いっきり「正面」から切り込んでいるオラの姿勢、それをバシッと受け止めている学生の態度に、外人達は「教育」の新しいウェーヴをいち早く感じ取ったのだ。

Out of the darkness into the light  
闇から光へ

Healing Power of Eroticism
From Individual To The Society
エロスが秘めるヒーリング・パワー、
個人レベルから社会レベルへ

オラが取り組もうとしているのは、英語に単純化するとこういう表現になるという。時代閉塞、今やグローバルで人心は行き詰まっている。今までのやり方ではダメだ。

どちらかというと寡黙なアイルランド人が「ポルノとエロスの違い」について突然熱弁をふるい始めたのもビックリ。

みんな、潜在的に言いたいことを一杯隠し持っている。でも、パブリックに言うチャンスがないテーマなのだ。

オラの役割は、そこに道筋をつける「MC」役。今から次回の授業が楽しみである。

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