最近読んだ本。
「大検から東大理IIIに合格する方法」 重本直樹著 エール出版
エール出版のよくある本だけど、著者を間接的に知っているので読んでみた。
アマゾンの書評欄にあるとおり、一般ピーポーがこの本を読んで東大理IIIを目指せるというたぐいの本じゃない。
著者はめちゃくちゃ勉強、特に数学がよく出来るけど、原因不明の病気で学芸大付属高を中退せざるを得なかったから大検という道を選んだだけで、それがなければ楽勝で東大理IIIに進んでいたと思われる。
中学生の頃は、医学に興味がなく、「東大理IIIは受けるけど蹴ってアメリカの大学に行く」と言っていたと聞いたことがある。
本の内容は、前半は著者の子供の頃から中学、高校のときに病気を発症し高校中退しての闘病生活、その克服の過程から東大理III合格まで。
後半は、東大理IIIに受かる勉強法とおすすめ参考書について。
前半は特に興味深かった。
自分を普通の人と同じ感覚を持つ一般人に見せたがっている傾向が見受けられるけど、本人に会ったことはないから実際のところ本に書いてある性格をしているかはわからない。
病気の主訴は腰を始めとする身体全体の痛みで、レントゲンやMRIでは原因が見つからず、最終的には心因性とわかり森田療法の「症状をあるがままに受け入れる」こころで完治したという。
後半の、勉強法について。
奇抜な勉強法してるのかなと思ったけど、案外普通、しかし合理的だった。
暗記力を高めるためには「忘れる前に繰り返す」ことが大切で、英語なら昨日読んだ英文は今日も読み、明日も読み、明後日も読むことで4日連続計4回読むことで記憶が定着するといい、忘却曲線を持ち出して説明している。
ほか、「学習の成果は効率×努力量で決まる」「睡眠不足は集中力を妨げる」「全科目をバランスよく勉強する」「規則正しい生活は脳を活性化する」「イヤでも1時間は椅子から離れるな」といったアドバイスを、その明快な理由とともに説明してくれる。
最後の参考書の紹介については、理III受験生以外関係ないからパス。
「大検から東大理IIIに合格する方法」 重本直樹著 エール出版
エール出版のよくある本だけど、著者を間接的に知っているので読んでみた。
アマゾンの書評欄にあるとおり、一般ピーポーがこの本を読んで東大理IIIを目指せるというたぐいの本じゃない。
著者はめちゃくちゃ勉強、特に数学がよく出来るけど、原因不明の病気で学芸大付属高を中退せざるを得なかったから大検という道を選んだだけで、それがなければ楽勝で東大理IIIに進んでいたと思われる。
中学生の頃は、医学に興味がなく、「東大理IIIは受けるけど蹴ってアメリカの大学に行く」と言っていたと聞いたことがある。
本の内容は、前半は著者の子供の頃から中学、高校のときに病気を発症し高校中退しての闘病生活、その克服の過程から東大理III合格まで。
後半は、東大理IIIに受かる勉強法とおすすめ参考書について。
前半は特に興味深かった。
自分を普通の人と同じ感覚を持つ一般人に見せたがっている傾向が見受けられるけど、本人に会ったことはないから実際のところ本に書いてある性格をしているかはわからない。
病気の主訴は腰を始めとする身体全体の痛みで、レントゲンやMRIでは原因が見つからず、最終的には心因性とわかり森田療法の「症状をあるがままに受け入れる」こころで完治したという。
後半の、勉強法について。
奇抜な勉強法してるのかなと思ったけど、案外普通、しかし合理的だった。
暗記力を高めるためには「忘れる前に繰り返す」ことが大切で、英語なら昨日読んだ英文は今日も読み、明日も読み、明後日も読むことで4日連続計4回読むことで記憶が定着するといい、忘却曲線を持ち出して説明している。
ほか、「学習の成果は効率×努力量で決まる」「睡眠不足は集中力を妨げる」「全科目をバランスよく勉強する」「規則正しい生活は脳を活性化する」「イヤでも1時間は椅子から離れるな」といったアドバイスを、その明快な理由とともに説明してくれる。
最後の参考書の紹介については、理III受験生以外関係ないからパス。
東大理三は特別ですね。
来年から面接とか推薦とか始まって変わるんでしょうかね。
本書=今春の東大(理Ⅲ)合格者37名による「合格体験記」の寄稿集なのですが、副題(天才たちのメッセージ)がピッタリ。 灘、開成、ラ・サール、桜蔭、筑波大附属駒場高、栄光、麻布、・・・等々 一流進学校に在籍する「理系の天才たち」が、日本最難関の学科(東大・医学部医学科)を目指し、切磋琢磨する姿勢に圧倒されました。