Seven Color Side

日々の感じた事、好きな物、
好きな音楽についての独り言的日記。

白い春・最終回

2009-06-25 | 日記

-血は繋がってる。心はどうだ-

・・・春男、死んじゃった たぶんそうなるだろうと予想はしてたけど
さっちゃんと初めて出会った時、さっちゃんには春男の背中に羽が見えたんだよね。
その時「この人はいつか死ぬんじゃないか」って思った。

ドラマとしてはそれで良かったと思う。
でも個人的には生きてて欲しかった。
生きて、遠くからさっちゃんの成長を見守って欲しかったな。
だからお店に黒い足元が入って来た時
「わ~、バカ~!来るな~!」って思っちゃった
あの場面は見てるのが苦しかった。
でもさっちゃんと“むらかみベーカリー”には
みんなの心の中や絵の中に、たくさん春男の思い出が残った。

「私のもう一人のお父さん!」
さっちゃんの声は春男にも届いてたよね。

毎週のようにウルウルしながら見ていたこのドラマ。
最終回は全ての場面が切なくて、始まった時からずっとウルウル。
実の父親、育ての父親、二人の父親の間にも、
確かな信頼や友情のようなものが生まれていたし
二人のさっちゃんへの愛情の深さは
血が繋がってるとか、いないとか関係なく、娘を想う父親の本物の愛情だった。
お父さんが二人いたっていいじゃん!・・・ダメ?(笑)

とにかく阿部寛さんと遠藤憲一さんが素晴らしかったです
ここまでガシ!っと気持ちを掴まれたドラマは久しぶりでした。
悲しいけど温かい、そんなドラマでした。