今年三度目のDNFから一週間。 今まで棄権したブルベも全て記録を残して来たので
残念でしたが、棄権するまでの顛末を書いておこうと思います。
今回のBRMは深夜0時スタートなので、スタートまでにどれだけ眠る事が出来るかが勝負でしたが
やはり平日に休みを取る事が出来ず、準備も遅れていたので、ほとんど眠る事ができませんでした。
それでも、私は2時間ほど眠ったのですが、相方は横になりましたが、結局眠れませんでした
自宅でギリギリまで休み、
輪行でスタート地点の「道の駅しょうなん」に向かいました。
金曜日の22~23時頃に輪行で都内を抜ける事は、大変厳しく、ラッシュになってしまいました!
一般の人の迷惑になる事も申し訳なく思っていたのですが、自転車が壊れるのではないかと
ヒヤヒヤしました。
少し遅れて、23時35分頃スタート地点に到着! すでにブリーフィングが始まっていました。
受付を済ませ、真っ暗な中スタートの準備をします。 ウェーブで
私達のスタートは0時20分です♪
暗いし遅れていたので、諦めていたのですが、
Naokiさん、まこたさん、moekoさんご夫婦とご挨拶♪
Naokiさんは、0時ジャストスタートで、写真が撮れませんでした。。。
夜スタートで涼しいと思ったのですが、大変な湿度です。。。 ゴーグルもすぐに曇るので
途中からは外してしまいました。
最近、私は貧血症状が強く、練習ものんびりマッタリやっていたので、足に疲労感が全くありません。
走り出すと
「足が真っサラ」って感じで、ガンガンくるくると足が回ります。
気が付くと相方の前を、高速トレインに乗って(私達にとっては)爆走していましたww
平地とは言え36~40キロのスピードで走っているのに、全然大丈夫なのです。
今回の私は、まさに絶好調でした~~(*^_^*)
途中、moekoさんご夫婦もパスし、53km付近のセブンイレブンでは、20分前にスタートしたNaokiさんに
追い付いてしまいました。 ここまで、オートストップのサイコンでAVE28キロです!
速すぎ!
(*≧m≦*)
相方がやっとついて来ている状況なので、かなり疲れているなぁ~と感じましたが
小休憩して再スタート~~(*`▽´*)
Naokiさん達と走っていましたが、
突然相方の両足が攣りました!!!
かなり辛い状態らしく、まったく足が回りませんし、度々休憩しなければなりませんでした。
見かねて、
Naokiさんがお薬を分けて下さいました♪
さっきまでとは全く違い、18~20キロだし。。。速く走って仮眠したかったのですがww
冷えてきたから攣ったのかと、相方だけアームウォーマーとレッグウォーマーを着けて
だましだまし走り、
PC1に 4:58到着! 相方は、塩分補給にカップめんを食します♪
スタートしても、相方のペースは上がりません。 20~22キロほどのスピードで走ります。
朝もやの中、朝日を浴びながら走るのは、ブルベならでは・・・でもないか!オヤジ朝練もかなり早朝(笑)
途中から、私が前を走りました。 まだ最初なのだから、ゆっくり行こうとまったりペースで走ります。
大和田市の大豆田T字路前の下り坂で、突然後方で相方の声が。。。そして私も衝撃を受け転倒しました。
見ると相方は仰向けに倒れていて、まったく動きません!!!
「足が動かないし、何も感じない!」。。。って、何だって???
一緒に走っていた参加者の方が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたり、相方の自転車を起してくれたり
相方に声をかけて状況を聞いたり、救急車を呼んだ方がいいのか確認してくれました。
そして、私が119に電話しました。
その人Nさん(しゅう坊さん)は、救急車や警察が来ても
ずっと私のそばに一緒にいてくれました。
とても有難かったです~(>△<)
救急車を待つ間に、徐々に足の感覚が戻って来たようですが、まだ動かす事が出来ません。
その内、手の感覚も戻ってきて、激痛に襲われるようになりました。そして救急車の到着。
Nさんが「スタッフの方に連絡した方がいいですよ」と言ってくださったので、ブルベカードの連絡先に
事故の状況とDNFの件を連絡し、Nさんにお礼を言ってもう大丈夫ですと競技に戻って頂きました。
後で聞いたのですが、NさんもDNFしてしまい、私達のためにリズムを崩してしまったのかと
大変申し訳なく思いました。
本当にありがとうございました♪
相方は、救急車で近くの「救命救急センター」に運ばれ、集中治療室に入っていきました。
運ばれる途中、ガチガチに固められる相方を見て、ショックでパニックになり
泣きながらつくばの娘に電話しました。 娘は仕事を休んで飛んで来てくれる事になりました。
(写真は退院時に撮ったものですww)
私は、救急車の方、交番の方、警察の交通課の方、病院の方など、いろんな方からいろんな事を聞かれ
すごく沢山の書類に記入したり、いろんな検査のための同意書にサインしたり
ほとんどパニック状態のまま時間が流れていきました。
状況としては、相方が何かに気を取られてブレーキが遅れ、
私にぶつかりそうになったので右ブレーキを強く握ってしまい
前輪がロックされ、前に投げ出されてしまったようです。
その時に頭から落ちてヘルメットが割れ、回転した自転車から取れた大きなサドルバックが
前を走っていた私にぶつかり、私が転倒しました。 派手でしたね!
待ち時間にジッとしていられなくて、つぶやいたり、メールしたり、etc. etc.
「もう、身体が動かなくなっちゃったらどうしよう。。。」
そう思うと、怖くて身体が震えて止まりませんでした!!!
処置が終わり、入院して翌日まで経過観察し、次の日に娘のクルマで自宅まで帰って来ました。
結局、ステロイドの大量投与など、そこでの処置が良かったのか、今日までに両手の麻痺以外は
大きな症状は残りませんでした。
寝たきりにならなくて良かった・"(>0<)"・。
まだまだプチ介護とリハビリな日々は続きますが、骨が丈夫なので大変回復が早いようです。
近いうちに、また二人で自転車に乗ってどこまでも走り回りたいと思っています。
この度は、多くの方々に助けて頂きました。
事故の現場で一緒にいてくださったNさん(しゅう坊さん)
パニックの時にコメントをくださった皆さん
遠くですのに、「車を出しますよ」と言ってくださった方々
娘が来るまでずっと一緒にいてくださった交通課の方
脊髄損傷の時の便利グッズをくださったyasさん、アドバイスも感謝です♪
そして、多くの方々から励ましと応援のお言葉をいただきました!
皆さん、本当にありがとうございましたヾ(≧∇≦)〃
micronは、これからも二人で頑張りま~~す♪