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仲秋の名月

2009-10-03 19:25:11 | 雑記
今日は法事で某ホテルへ。
昨日の雨天から一変、気持ち良い秋空でよかったです。
自宅で何の準備もいらない法事というのは楽チンではあるけど、
なんだかなあでした。
理由は↓

結婚式の会場もあるから、法事とわからない平服でとホテル側から指定、
読経も小さめに、鳴り物もなし。

なんで先祖をまつる大事な行事でそんなコソコソしなければならんのだ。
仏式の結婚式なら読経も鳴り物もあるはずだから、
音が漏れて何の問題があるのだ。
確かに喪服がウロウロするのは晴れの日の人たちに申し訳ないとは思うけど、
故人を偲ぶのは悪いことなんですか?
特に今回は一周忌や三回忌のように身内を亡くし間がない、
故人を偲んで悲しい思いを感じる、というものではなく、
十数年経って、和やかに故人についてあるいは久しぶりに親族が顔を合わせ
語り合う場としての法事です。法事のお寺以外での扱われ方、
臭いものには蓋的な対応に、釈然としないものを感じました。
そもそもホテルで法事と決めた父親のせいで何やら清々しくない感じに
なってしまったので、そりゃ一概にホテルを責めるわけに行きませんが、
法事なんて、高齢化の現代ではホテル側にも大事なイベント需要だと
思いませんか。絶対今後増えると思うよ。
もっと正々堂々と爽やかに行えるようにして欲しいです。

文句をだらだら書いてしまいましたが、
ホテルマンの通常の対応はとてもよかったのです。
食事も美味しかったし。
だからこその残念感。

先日、「納棺夫日記」の青木新門さんの講演会を冊子化した
お東さんの本をたまたま手に入れたので読みました。

「いのちのバトンタッチ」(東本願寺伝道ブックス)

いろいろと心に感じることが書かれてあったのですが、
その中で、現代は日常的に死が離れ過ぎているとの指摘に頷かされました。
そんな現代だから今日のホテルのようになるのかなあと思いました。
ちなみに今日は本願寺派の法事でしたが。

とかなんとか言いながら、仏教徒でもなんでもない私。
でも、いのちを大切にする気持ちに、宗教は関係ないと思っています。

写真はホテルラウンジで、今日のみ限定のお月見セット。
今日は満月、仲秋の名月です。
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