teeter-totter

志野の映画やTVや本や旅行や美味しいモノに関する与太話。
日常つぶやきはtwitterです。ブックマークから。

今年もお世話になりました。

2005-12-31 17:30:38 | 雑記
仕事納めも済ませて、昨日は一日大掃除に明け暮れておりました。この数ヶ月の忙しさにかまけてほったらかしていたので、大変。
でもようやくすっきり!やっぱり部屋は片づいているのが良いですねー。

今年は公私共大変でなんだかな~んにもしない内に一年経ってしまったような気が。
来年は小出しに目標をつくって、達成目指して頑張りたいと思います。

どうもみなさま、今年はお世話になりました!
遊びに来てくれてありがとう☆

来年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m
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NHK「名探偵 赤富士鷹」

2005-12-30 23:20:57 | TV
NHK「名探偵 赤富士鷹」
第一夜(12/29)「ABC殺人事件」
第二夜(12/30)「愛しのサンドリヨン」

原作:アガサ・クリスティー
「ABC殺人事件」「ゴルフ場殺人事件」
脚本:藤本有紀
音楽:服部隆之
出演:伊東四郎
塚本高史/大杉漣
杉本哲太/山崎一/音無美紀子/中原果南
山崎樹範
吹石一恵/多岐川裕美/星野真里/柏原収史
佐野史郎/名取裕子
益岡徹 ほか

なんというか、そこまで期待して見たわけではないのですが、これがとても面白かったのですよ!
ユーモアと洒落の効いたテンポの良い芝居で、役者が良いのですこれが。舞台を昭和の日本に置き換えたのが、レトロモダンな雰囲気たっぷりで。録画しとけば良かった!と思うくらいでした。是非再放送をもう一度!ですね。
「トリック」好きなら、もう少し本格派ミステリーという感じで是非。
伊東四郎と塚本高史のコンビが絶品。
脚本の藤本有紀が、ホントうまくアレンジして消化してますねー。

↓以下、公式HPより抜粋。ユーモアミステリーは私には語れません。

アガサ・クリスティーのご存知「名探偵ポワロ」シリーズから「ABC殺人事件」と 「ゴルフ場殺人事件」をドラマ化。
事件の時代設定は、アガサ・クリスティーが「ABC殺人事件」を出版した昭和11年(1936年)。ヨーロッパでさまざまなジャンルの芸術が花開いていたこの時期、日本ではまだ戦争ムード一色ではなく、大衆が西洋文化を貪欲に吸収していた。その時代状況を存分に活かして、複雑にからみあった難事件の糸を、名探偵・赤富士鷹(あかふじ・たかし)が解きほぐしていく――。
昭和の日本を舞台とする「金田一耕助」シリーズとは対照的に、ヨーロッパテイストあふれるファッショナブルなミステリー。

■ドラマのあらすじ
 東京・芝で古書店を営む赤富士鷹は、名推理で幾つもの難事件を解決した素人探偵として巷に知られている。古書店といっても、とても日本では手に入らないような西欧の奇書なども当たり前のように並ぶ一筋縄ではいかない品揃え。赤富士は、本当は商売などする必要のないくらい裕福だともいわれているが、その正体は謎。ただ、好奇心にあふれ、人間に興味を持ちその上世話好きな人柄は、出会った人を必ず「赤富士ファン」にしてしまう不思議な魅力となっている。そして、事件が起きた――。

第一夜「ABC殺人事件」
 昭和11年、赤富士鷹(伊東四朗)が営む古書店に、親友の忘れ形見、如月大正(塚本高史)が訪ねてきたとき、犯罪をほのめかす謎の手紙が届いた。赤富士が心配していると、長年のパートナーである警視庁の木暮刑事(益岡徹)から電報がくる。案の定殺人事件が発生し、頭文字Aの町でAさんが、頭文字Bの町でBさんが殺されていく。赤富士の元に送りつづけられる殺人の予告状、果たして犯人の狙いとは…。

第二夜「愛しのサンドリヨン」(原作:ゴルフ場殺人事件)
 如月が「サンドリヨン(シンデレラ)」の本の買取りの依頼に来た美女(吹石一恵)に一目ぼれしたとき、事件がおきた。被害者は大きな洋館に住む画商の夏木和之進(佐野史郎)。使用人によれば、犯人は夏木の妻・絹子(名取裕子)を縛って猿轡をかませた中国人で、夏木が近所に住むクリーニング店・羽立志摩子(多岐川裕美)と関係を持ったための天罰だという。赤富士がふと過去の事件を思い出したとき、再びサンドリヨンの美女が現れる…。

■登場人物
赤富士鷹(あかふじ・たかし)…伊東四朗
 かつてヨーロッパに遊学していたという噂もあるが、正体は謎で独身。今は亡き大衆作家・如月慎次郎は親友。二人でコンビを組んで事件の捜査に協力しているうちに名推理が評判となり、警察からも頼られる存在となる。新聞の報道では、どんな難事件でもさっそうと現れて必ず解決する美男子探偵と、なぜか紹介されてしまう。

如月大正(きさらぎ・たいしょう)…塚本高史
 如月慎次郎の一人息子。子供の頃、父を病で失い、母とともにパリに移住。大学を卒業後、父のルーツを調べるべく日本にやってきた。赤富士の元で世話になるうちに、やがて赤富士のよき相棒となっていく。なぜか、美女に弱い。

木暮松実(こぐれ・まつみ)…益岡徹
 警視庁刑事。赤富士の人柄と才能に惚れ、事件が起きるたびに赤富士を頼るが、赤富士も警察の権力を笠に着ない木暮の誠実さを信頼している。慎次郎とも顔見知り。現場一筋で、なぜか出世にはあまり縁がない。
(以上NHK公式HPより)
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映画「ブラック・ジャック 二人の黒い医者」

2005-12-28 23:20:45 | 映画
「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者/Dr.ピノコの森の冒険」

監督:杉野昭夫
声の出演:
大塚明夫
水谷優子/鹿賀丈史
平山あや/石垣佑磨



年内に絶対行ってやる~との一心で頑張って見に行って来ました。
映画納めがBJです(笑)。
手塚真初のアニメ作品!テレビ版BJよりも大人向けになっているということでした。確かに少し全体にキャラの等身もあがってたかな。監督は杉野昭夫なんだよね。テレビ版では描けない安楽死医ドクター・キリコは映画まで温存していたそうで、気合いは十分感じ取れました。
でも私は1996年の出崎統BJの方がやっぱり好きです~。杉野さんはどっちもスタッフなんですが。96年版は涼風真世が出てたんですよー。
手術シーンのリアリティーとかがどうしてもねえ・・・。いくら等身あげていてもキャラ全体が可愛すぎてビミョウなんですよね。悪くはないですが、出崎BJは本当に良かったですから。
そしてフィルムの長さの割に話が詰め込まれているので、なんだかBJがしょっちゅう手術してて、「BJ人を切り刻みすぎ!」みたいな(笑)。一個一個のエピソードにもう少し時間を掛けられたら良かったのでしょうけど、「取り敢えず切れ!」みたいな・・・。
そして映画まで温存されたと手塚真が語る隠し玉ドクター・キリコのお声はなんと鹿賀丈史。この人ホント声が良いのですよね。いままで声優したことないのが不思議なくらい。凄く良かったです。ちーっとも悪人ではありませんでしたけど(笑)。もうちょっと悪なトコ見せてからイイ人ぶりを発揮するべきかと。思い切りよくBJをかばって撃たれてましたしね。
でもとにかくBJが映画になることは嬉しかったです☆BJが出ているだけでときめく私ですのでもう、大画面で見られるだけで良いですよ。
でもいつか、もう一度出崎BJが見たいなあと切に希望しますですよ。

同時上映「Dr.ピノコの森の冒険」は、手塚キャラもりだくさんみたいな可愛い作品で。何が嬉しかったって言ったら、ユニコが出たこと!サンリオ映画「ユニコ」(1981)は大好きだったなあ。脚本は辻真先ですよ。アクマくんとの切ない友情に涙しましたよ。倍賞千恵子の西風の精がユニコを連れていってしまうのに、なんでーと思いましたよ。二作目より絶対こっち。
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「バッテリーⅣ」

2005-12-27 23:50:04 | 
「バッテリーⅣ」
今日ようやく本屋で新刊平積みを発見。
バッテリー映画化するんですね。
なんか最近こんなのばっかりな気がしますが(笑)映画化やらアニメ化やら。
巧はクールで格好いい役者さんじゃないと絶対ダメですよう!
ていうか、子役なのか?ジャニーズ?・・・どうなるのかな。野球シーンが見応えのある映画に是非是非して欲しいですよ。

おそらく今日が今年最後の本屋での購入だと思うのですが。
「バッテリーⅣ」はいいとして、
「死にカタログ」
「知るを楽しむ 禁断の科学」
っていうラインナップは、いかがなものかと・・・。
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全日本フィギュアスケート

2005-12-25 22:42:17 | スポーツ
女子シングル
1位 村主章枝194.16点(トリノ代表)
2位 浅田真央
3位 荒川静香(トリノ代表)
4位 恩田美栄
5位 中野友加里
6位 安藤美姫(トリノ代表)

男子シングル
1位 高橋大輔(トリノ代表)
2位 織田信成

NHK杯からこっち、忙しくてテレビ録画したまま見られないまま、ついにトリノ代表の最終選考である全日本が始まりました。ようやく女子フリーの今日、テレビの前に座って見る事が出来て良かった・・!
今日は女子シングルフリーでした。前日の男子フリーが採点ミスでなんと1位と2位が入れ替わるという大混乱の結果で織田くんは涙をのんだそうです。表彰式の後にその事実が判ったそうで、それは本当に辛いことでしょう。優勝しても複雑な高橋くんにしても。連盟もミスとは言え酷なことをするもんです。
しかしこんなに完成度の高いハイレベルの全日本大会なんてあったでしょうか。みんな凄いプレッシャーの中で演技しているのに、殆どミスのない素晴らしい演技。選手達の集中力・精神力のすごさに感服です。なんか見ていたら涙が出て来ちゃいましたよ・・・。
特に今年オフ、故障に泣いた村主の高得点の演技は、本当に溜息が出ました。トリノ代表の切符も手に入れて、本当に良かった。そして恩田美栄は残念ながらトリノ代表にはなれなかったけれど、ロシア大会で初披露した「平和の王国」が見事な完成度で、最高の演技だったと思います。今日の演技だけなら、一番トリノに行かせてあげたいくらいでした!めげずに恩田らしいスケーティングを続けて欲しいです。でもこの曲、本当に素敵です。そして荒川も、ここのところの試合で緊張しっぱなしだったのが少しリラックスして演技に臨めたようで、笑顔の見える美しい滑りでした。安藤は連戦のせいかちょっと元気がなかったですが、トリノ代表になったのですから、是非大舞台で頑張って欲しいです。中野の今日の滑りも綺麗だったのですけれど・・・シーズン後半ちょっと点が出にくいみたいで可哀相ですね。でもこの上り調子で世界選手権でまた華麗な演技を見せてもらいたいです。
そしてそして浅田真央!!なんとトリプルアクセル2回、跳んでしまいましたよ!!あっというまの出来事で、あっけないくらい。本当に跳ぶのが好きなんだなあ。外野の大人たちに惑わされず、トリノの次に向けて、もっともっと伸びて行ってくださいね☆
なんだか、トリノに限らず、その次の冬季オリンピックまで楽しみになるようなハイレベルの選手達の試合に、力をもらいました。
ていうか、トリノもあるし、世界選手権も四大陸もまだまだフィギュアの試合目白押しなんですよね!!
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2005年のクリスマスケーキ

2005-12-25 22:16:33 | 食べ物
毎年恒例ご近所で一番大好きなケーキ屋さんのクリスマスケーキを注文。
あそこもここも我が町はケーキ屋さんがたくさんありますが、私はやはりここのケーキが一番好き。ちっとも宣伝してくれないのでメジャーじゃないのですけどね。
そしてここでいつも注文するのは「フルーツいっぱいのケーキ」。別にクリスマスケーキである必要ないんじゃ・・・という感じですが、私はこれが好きなのだー。すごくあっさり味のケーキで生クリームも美味しいし、ホント大好きなお店です☆

今日はクリスマスも働きづめの可哀相な自分のために、バイトは夕方あがりにして、夕食はひなどりのローストとワイン、食後にはケーキ♪うう、ちょっとだけ幸せ。夜お家に居るってやっぱりいいなあ・・・。
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近場のクリスマス

2005-12-25 22:05:13 | 雑記
年末までやってるらしいですけどね。
ご近所の公園で毎年しているミニルミナリエ。
こじんまりしてるけど、なかなか見応えあります。
人ばっかりのルミナリエよりこっちでいいや(笑)。
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Merry Christmas !!!!

2005-12-24 02:00:54 | 雑記
大寒波の中のクリスマスになりましたねー。
どうか世界中の人々が素敵なクリスマスを過ごしますように。
たとえ仕事中であろうともね(笑)。
ハッピーメリークリスマス☆
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トナカイと雪だるま

2005-12-24 01:58:55 | 雑記
木製のトナカイと雪だるま。
可愛かったのでパチリ☆
イヴに勉強する受験生の癒しにと。
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いろいろメリクリ

2005-12-22 14:35:10 | 雑記
先日から語学学校の友人達にクリスマスカードやe-mailを送ったりしているのですが、各国語の「メリークリスマス」を調べているとなんか楽しくなってしまいました。発音とか全然わかんないけどね・・・。
昨年はプラハでクリスマスを過ごしましたが、クリスマス・マーケットは賑やかでイヴの夜は一晩中教会では祈祷をしていました。イタリアのナターレは盛大なことでしょう。他の国はどんなクリスマスなのかなあ?

英語 Merry Christmas
スペイン語 Navidad Alegre
イタリア語 Buon Natale
フランス語 Joyeux Noël
ロシア語 С Рождеством Христовым
ドイツ語 Fröhliches Weihnachten
韓国語 명랑한 크리스마스
中国語 恭賀聖誕
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雪!雪!雪!

2005-12-22 10:30:32 | 雑記
こないだ大阪でクリスマス前に雪が降るなんて珍しい、と言っていたら、
ついに積もってしまいましたよ!奇跡!温暖化って何処??
冬至の今朝は一面銀世界。それでも大阪の積雪は1㎝。ま、そんなもんです。
学校に出かける頃にはもはや跡形も有りませんでしたけどね。
でもいつもは積もっても、前夜に降って朝には後は溶けるだけ、みたいな感じなのに、今日は朝も大きな雪のかたまりが降ってました。
お家の中から見る雪はホント楽しいのだけどなあ(笑)。
でも惜しいかな、クリスマスには降らないのねー。
さてさて今日は冬至の柚風呂ですよ。ぬくぬく。
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ル・ピノーのミニクリスマスケーキ

2005-12-21 23:19:46 | 食べ物
ホールでないクリスマスケーキは初めてだなあ。
クリスマスには早いのだけど、せっかく友人宅へお邪魔するのにと思って、ミニクリスマスケーキを買いました。生クリームとチョコ。生クリームはかなり美味しい。スポンジもふわふわ。生クリーム二つにすべきだったか。
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小説「あらしのよるに」

2005-12-21 00:37:29 | 
小説「あらしのよるに」

著:きむらゆういち(小学館)


世間の「あらよる」ブーム(こう略すらしいですよ/笑)につられるように、小説版購入。
絵本を買うのはもったいないしな~と思っていたら、なんと原作者によるノベライズ(?)が出るというので、思わず買ってしまいました。映画を見る前に買ったので、家に置いておくと読んでしまいそうになり、お陰でとっとと映画に行くことが出来ました。
映画とも絵本とも違うラストということで(未だ7巻は読んでません)、ドキドキしながら読みましたが、これもまたありかな、という結末。泣きが入るという点ではやはり大人向け?映画はやはり子供向けの結末みたいですね、原作者的に。
でも絵本の各エピソードがさらに膨らんで、ガブとメイの気持ちなんかも細かく描写してあるので、二人の絆が深くなっていくのをじっくり読むことが出来ます。さらに絵本にもないエピソードも盛り込まれていてより楽しめます。「蜜月」(そのままの小題!)があるから余計に後の展開が辛くなるような・・・。四つ葉のクローバーとか(メイの行動が素敵v)、キツネ家族の狩りのシーンはメイの心の動きが良いし。映画では削られていたエピソードが小説にはしっかりあって嬉しかった(ガブの小芝居の事です)。
あとラヴっぷりは十倍増!挿画がないので、もはやオオカミとヤギの話には到底思えません。私的には読んでるとだんだん、「大牧場主の箱入りお嬢様(お坊ちゃん?)と荒くれ山賊の純情青年」のコイバナに思えてきます。あわあわ。
本当は食物連鎖だとか、捕食の関係だとか、哲学的に宗教的にも考えられる話らしいのですが・・・いやもうムリ、絶対ムリです。ごめんなさい。
絵本→映画→小説と読めばさらに広がる「あらよる」ワールド(笑)と言う感じで、何倍にも楽しめるのがお得かもしれませんねー。
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映画「あらしのよるに」

2005-12-17 23:21:27 | 映画
監督:杉井ギサブロー
原作・脚本:きむらゆういち
出演:中村獅童/成宮寛貴
山寺宏一/竹内力
林家正蔵/板東英二
市原悦子

あらしの夜に出逢い、顔も知らぬ友達になったのはなんとオオカミのガブとヤギのメイ!ともだちなのに、おいしそう・・・。そんな天敵同士の彼らがそれを乗り越えて深い友情を育んでいく。しかし”ひみつのともだち”の二匹の仲が仲間達に知られ、彼らはおたがいを探り合わねばならないことになる。しかし絆の深さを確認した二人は、仲間達の居ぬ雪山の向こうに緑の森を夢見て逃げることを決意する・・・。

というわけで、絵本を読んで早速学校のテストをぶっちぎって無理矢理行って来ました。土曜の昼間なんでチビっ子達に囲まれてしまいました。
予告の時からメイのおしりふりふりに可愛い~vと思っていたのですが、ガブでなくとも食べたくなるような愛らしさ(笑)やはりメイのおしりモデルはモンロー・ウォークだそうです。
成宮寛貴のメイは男の子なのにラブリーでした。ホント。でも成宮くんかなりいつものしゃべりそのままだと思うのですが・・・「あいのうた」でずっと刑事の八木沼(ヤギだし!)くんを見ていたので、八木沼くんそのままじゃん、と思いました。つまり本人のしゃべり方が可愛いんだな、うん。獅堂はガブみたいな声の方が好きかもしれません(笑)。いつももうちょっと高い声だから。ベテラン山寺さんのバリーはもちろんちょっと小狡いとこもさすがの巧さですが、竹内力のギロ、格好良かった・・・。大阪弁訛りの長老ヤギ・板東英二はまあまあまあ(笑)。その他KABA.ちゃんなど殆どタレントが声をあてています。最近本当に話題作りに俳優を声に使うのですが、やっぱりプロに喋って欲しいなあというのはありますね。周囲はせめてベテラン声優で固めて欲しいです。今回は成宮くんと獅堂が良かっただけによけいそう思います。
アニメーションは3倍手間を掛けたという作画が作品にとても合っていました。メイのふわふわした毛並みとか。背景美術の自然がとても綺麗で秋の森なんて特に色とりどりで。話題性が先にありきの作品だと思っていたのですが、作品のクオリティも素晴らしかったです。
で、衝撃のラストに関して。ラストを知らないで見に行こうと、敢えて7巻目を読まずに行ったのですが、思い切り予想したままのラストでした。映画だから、絵本のあの余韻を映画のラストに持ってくるのは確かに難しいですし、子供達が見る映画だからこそ、ああいうラストで良かったかもしれません。原作のきむらゆういちさんが脚本も書いているので、作者公認のラストなワケですし。個人的には、絵本全6巻の気持ちでは居たいなと思います。大人だからかなあ。幸せな結末は読者が勝手に夢想するものだと思っているので。
元々、動物が喋る映画やアニメは好きじゃないので(特にアメリカのね!)すが、「あらしのよるに」は動物アニメだと言うことを忘れさせられます。ガブとメイという魂の絆の物語なんだもんね!(もう開き直って言うけどラブラブですから!世界は二人のためにありますから!)
ガブってやっぱり漢らしいなあと思います。だって目の前にある、食べてくださいと言わんばかりのまるくてふわふわして可愛くておいしそうな「餌」をずっとずっと我慢するんですよ。最後までメイの餌を探すんですよ。自分を餌とする天敵のオオカミに近づくメイの勇気があったから二人の友情は成立するワケですが、やはり目の前のモノを我慢出来る忍耐というのはすごいです。アニメ映画を見ても思います、ガブの漢気に感涙。

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NHK「その時歴史が動いた」(再)

2005-12-16 14:13:27 | TV
NHK「その時歴史が動いた 真珠湾への道 <前・後>
~山本五十六 運命の作戦決行~」

お風呂あがりにテレビをつけると丁度再放送が始まるところだったのでそのまま観賞。
本放送では後編の後半しか見ていなかったので深夜の再放送で前後編共見ました。
真珠湾攻撃を計画した山本五十六が対米戦に反対し、最後まで外交交渉に望みをつないでいたこと、攻撃前の宣戦布告にこだわっていたのに、実際には攻撃の55分後に行われていたことなどを知りました。
日本を滅ぼさないために始めた戦争が、結果的に日本を壊滅的なまでに滅ぼすことになってしまったというのは、本当に皮肉な結末としか言いようがないですが、戦争一辺倒に傾いていたかに見える軍部や政府にもそういう人達が居たというのは救いではあります。
近現代史には詳しくないのですが、五十六の言葉「百年兵を養うは、ただ平和を守るためである」というのを、重く受け止めなきゃいけないなと思います。
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