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映画「ブラック・ジャック 二人の黒い医者」

2005-12-28 23:20:45 | 映画
「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者/Dr.ピノコの森の冒険」

監督:杉野昭夫
声の出演:
大塚明夫
水谷優子/鹿賀丈史
平山あや/石垣佑磨



年内に絶対行ってやる~との一心で頑張って見に行って来ました。
映画納めがBJです(笑)。
手塚真初のアニメ作品!テレビ版BJよりも大人向けになっているということでした。確かに少し全体にキャラの等身もあがってたかな。監督は杉野昭夫なんだよね。テレビ版では描けない安楽死医ドクター・キリコは映画まで温存していたそうで、気合いは十分感じ取れました。
でも私は1996年の出崎統BJの方がやっぱり好きです~。杉野さんはどっちもスタッフなんですが。96年版は涼風真世が出てたんですよー。
手術シーンのリアリティーとかがどうしてもねえ・・・。いくら等身あげていてもキャラ全体が可愛すぎてビミョウなんですよね。悪くはないですが、出崎BJは本当に良かったですから。
そしてフィルムの長さの割に話が詰め込まれているので、なんだかBJがしょっちゅう手術してて、「BJ人を切り刻みすぎ!」みたいな(笑)。一個一個のエピソードにもう少し時間を掛けられたら良かったのでしょうけど、「取り敢えず切れ!」みたいな・・・。
そして映画まで温存されたと手塚真が語る隠し玉ドクター・キリコのお声はなんと鹿賀丈史。この人ホント声が良いのですよね。いままで声優したことないのが不思議なくらい。凄く良かったです。ちーっとも悪人ではありませんでしたけど(笑)。もうちょっと悪なトコ見せてからイイ人ぶりを発揮するべきかと。思い切りよくBJをかばって撃たれてましたしね。
でもとにかくBJが映画になることは嬉しかったです☆BJが出ているだけでときめく私ですのでもう、大画面で見られるだけで良いですよ。
でもいつか、もう一度出崎BJが見たいなあと切に希望しますですよ。

同時上映「Dr.ピノコの森の冒険」は、手塚キャラもりだくさんみたいな可愛い作品で。何が嬉しかったって言ったら、ユニコが出たこと!サンリオ映画「ユニコ」(1981)は大好きだったなあ。脚本は辻真先ですよ。アクマくんとの切ない友情に涙しましたよ。倍賞千恵子の西風の精がユニコを連れていってしまうのに、なんでーと思いましたよ。二作目より絶対こっち。

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