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世界最大の翼竜展 その1

2007-10-24 22:02:21 | 国内旅行
世界最大の翼竜展
(大阪市立自然史博物館)

「大阪の空も悪くない----」
のTVCMが気になっていた翼竜展。
翼竜という一種のみに絞った恐竜展って珍しいですよね。
「生物が飛行する」ということにテーマを絞った展示がとても興味深かったです。
目玉はもちろん、世界最大と言われる、翼長10メートル、体重70キロのケツァルコアトルス。アステカ文明の神の名をつけられたその翼竜の全身復元骨格と生体復元像が天井から吊るされている展示室は、他にも翼竜の骨格が何体も吊るされ、まるで群れをなして飛んでいるようで迫力があります。展示室自体はそう大きくなく、翼竜のみの展示のため、こじんまりした展覧会なのですが、ゆっくりじっくり何度も眺められて良い感じ。
近年中国で翼竜がたくさん発見されていたりするのもあり、日本初公開や世界初公開の標本も何個もあり、見ごたえは抜群。
化石から研究されコンピューターで再現した翼竜の飛行方法など、航空力学の学ぶ人が見ても興味深いのではないかと思います。
体毛のある翼竜もいたり、羽ばたいて飛んだ翼竜もいれば、滑空した翼竜もいたなど、知らなかったこともたくさん勉強になりました。
しかしアホウドリはデカイ鳥だね・・・。恐竜並だな。(剥製があったのです)
うっかり恐竜大図鑑、ならぬカタログを購入。
翼竜博士を目指します(笑)

○年ぶりに長居を訪れましたが、植物園や常設展も面白そうだったなあ。
時間のあるときならのんびり出来そうです。
また機会があれば来てみよう☆


*************
↓以下朝日新聞公式HPより。

 大阪市立自然史博物館(大阪・長居公園)で開催中の「世界最大の翼竜展」の呼び物は、文字通り「史上最大」の飛行生物ケツァルコアトルス。会場の天井に翼長10メートルの全身復元骨格と生体復元像がワイヤでつるされ、滑空ポーズで観覧者を見下ろしている。

 長く、鋭いくちばしが開けば、大人でも頭からのみ込まれそう。こんな怪物が空を飛んでいたら、おちおち外も歩けないはずだが、訪れた子どもたちは「スカイモンスター」を指さし、歓声を上げる。

 骨格などから推定される体重は70キロ。飛ぶために極限までダイエットしたようにも見えるが、同館の樽野博幸学芸課長は「こんなに長い首と大きな頭で飛行できたとは信じられない」と首をひねる。

 翼竜は恐竜と同じ時代を生き、同じように約6550万年前、突然に絶滅した。絶滅について、巨大隕石(いんせき)衝突説と並び、翼竜の巨大化そのものに原因を求める学者もいる。一般的に体が大きくなると子を産むペースが落ちる、というものだ。なぜ鳥類は生きのび、翼竜は消えたのか。謎はまだまだ多い。

 樽野さんは言う。「想像もできない生き物が同じ地球上にいたことを素朴に驚いてほしい。長い生命の歴史の上に私たちが生きていると思えば、地球環境やまわりの生き物を見る目も少し変わるはずです」

 11月25日まで。月曜休館(月曜が祝休日の場合は開館し、翌火曜休館)。一般1200円、大学・高校生800円。問い合わせは同館(06・6697・6221)へ。

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