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映画「マイアミ・バイス」

2006-09-30 23:13:43 | 映画
2006年9月2日公開
ジャンル:アクション
製作年:2006年
製作国:アメリカ
配給:UIP映画
監督:マイケル・マン
出演:コリン・ファレル/ジェイミー・フォックス
コン・リー/ナオミ・ハリス/エリザベス・ロドリゲス
ジョン・オーティス/ルイス・トサル
バリー・シャバカ・ヘンリー

80年代の代名詞!とも言えるTVシリーズ「マイアミ・バイス」ついに映画化。
というわけでしたが。
ソニー・クロケットはやっぱりドン・ジョンソン(TV版)じゃないとダメみたいだと思いました。。。あの男の色気が!コリン・ファレルじゃ足りないの~。。。
とはいえ、マイアミ・バイスTVシリーズの格好いいところとかはそのまま引き継いでいる映画版。
潜入捜査というハードな世界に居るワイルドでセクシーな男たち、っていうのがこの作品の見所ですよね。
音楽とかスタイリッシュな映像とか、ゴージャスでリアルなところとか。
ですが、マイアミの魅力を語るには二時間の映画は短すぎるようで。
犯罪とセックスの街マイアミの暗部は映画でも充分見せて貰いましたが、潜入捜査がメインなので、マイアミの街そのものがあまり目立たず。それが非常に残念でした。
昼のマイアミのあの開放感溢れる雰囲気とか、カラフルな街並みとか、碧い海と白い砂浜と太陽の街ーーーそれがマイアミなんですよ!
真昼のマイアミの太陽の下のソニー達も魅力的なんだもんー。観たかったなあ。
それが一番この映画の不満な点ですね。
男の映画としてはすごく良かったんですよ。
最後、愛した女を自由の国(社会主義の国キューバは不自由な国であるはずなのに、彼女にとっては生まれ変われる自由の国でもあるわけで)へ去らせるソニーの男気ってば、格好いいことこの上なし。
そう、この映画の私的見所はコン・リー。コン・リーと常々仕事をしたかったらしいマイケル・マン監督は、さすが、コン・リーの魅力を解っていらっしゃる(笑)。強いけど、弱い女性。ちょっと幸薄そうな彼女の顔立ちが説得力をもってイザベラという女性を成立させてました。スーツ姿の凛とした姿も素敵だった。やっぱりアジアで一番好きな女優さんです。
まあ、なんとなく続編のある感じにボスがとんずらしてるのですが、今度あるなら是非マイアミの魅力を余すところなく伝えて頂きたいと思います。
コメント (2)
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