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蒼井優×OSAKA CHAYAMACHI

2006-09-13 23:27:23 | 雑記
NUでいつもやってる写真展が、たまたま行ったら蒼井優ちゃんでしたv
優ちゃんて祖父母が大阪なんですねー。
「大阪というと夏休みを思い出す」というようなフレーズのことが書いてありました。

女優「蒼井優」が大阪・茶屋町を撮り下ろす
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映画「時をかける少女」

2006-09-13 23:00:53 | 映画
2006年7月15日公開
ジャンル:SF
製作年:2006年
製作国:日本
配給:角川ヘラルド映画
原作:筒井康隆
監督:細田守
声の出演:仲里依紗/原沙知絵/石田卓也/板倉光隆

青春映画の傑作、筒井康隆の「時をかける少女」(1983/原田知世・主演/大林宣彦・監督)が、新たな青春映画として、初めてアニメーションで登場。

筒井康隆×細田守×マッドハウスと聞けば期待も高まるというもの。
この夏のアニメ話題作(ゲド・ブレイブ・時かけ)では公開スクリーンこそ少ないものの、この作品が一番だと某朝○新聞も講評しています。

細田監督は、ルイ・ヴィトンで上映された村上隆とのコラボレート短編アニメーション「SUPERFLAT MONOGRAM」ですでに世界的に有名ですが、実はそれよりも「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」(2000)が時かけにもつながる現代性を感じる作品として思い起こされたり。あれは秀作でした。
キャラクターデザインはご存じ「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行。

映画を見に行った人の感想が、「夏の間に観るべし」だったのには、納得。
入道雲と夏の日の青春という、切ないけれど爽やかな作品でした。
これまでの時をかける少女・芳山和子は、大人しい優等生でしたが、その芳山和子を叔母に持つ東京の女子高生・紺野真琴は元気いっぱいの現代っ子。タイムリープが出来るようになっても、「ラッキー☆」ぐらいにしか思いません。どんどん都合の悪いことを過去に戻ってなかったことにするうちに、友人・間宮千昭の告白もなかったことにしてしまう。自分に都合が悪いからとやり直した過去が、周囲に影響を及ぼしていくことなど考えもしなかった真琴だが、友人たちとの微妙な関係が崩れ始めて・・・。

「過去をやり直す」という誰でも持っている願望を実際実現出来たら、一体自分はどうするだろう?
大事な友人との関係を壊したくなくて、友人からの告白をなかったことにする?彼からは告白をした記憶が失われても、自分は彼が自分を好きなこと知っていたら?

青春の一ページをくり返す真琴に、高校生は今日を感じ、大人は昨日を思い出す。映画ハチクロにも通じる、普遍的な青春への追想を感じる作品。
真琴がいつか大人になっても、あの夏の日の切なくあたたかい気持ちは、昨日のように思いだすのでしょう。
最後に流れる奥華子の曲の歌詞が、映画のテーマそのもので、曲が終わるまでがまさに「時をかける少女」の作品世界でした。

秋のはじめになっちゃったけど、スクリーンで観て良かった!と思いました。
でもまだ、満席・立ち見あり状態でしたよ。もう少しスクリーン数があれば大ヒットしたのに勿体ない。
コメント (4)
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