みずいのblog

みずいと申すオレちゃん。えろまんが描いたり肉体労働したりの日々でございます。

無駄に追い詰められていたエロ漫画家時代

2011年01月13日 | 同人誌
最近、人生的なことを考える事が多いせいか
エロ漫画家デビュー→挫折→燃え尽き症候群→事実上オタク引退
そんなジェットコースター的な体験をした、20代の頃をよく夢に見ます。100%悪夢。笑。

0から1を創作するにせよ(オリジナル作品)、1+1を2以上にするにせよ(パロ)
創作活動って、本人が思ってる以上に精神にダメージを与えるんだな。

人間の精神って、意外に容量が少ないので
集中力のコントロール(≒切り替え)が下手だと
どんどん視野が狭くなって、心から柔軟性が失われていくんですよね…。
上手きゃ上手いで、空気の読めない痛い人になっちゃうんですが。

兼業だったので、一日中、断続的にエロ漫画のことを考え続けながら
仕事中は、帰宅後の原稿スケジュールで頭がいっぱいでイライライライラ
帰宅したらしたで、スケジュール通り進められない自分にイライライライラ…

数年間、毎日毎日その繰り返しで、末期には仕事も漫画も中途半端
その上、自分が何を描きたいのかさっぱり見失ってしまい
最終的には投げ出してしまいました。
仕事の依頼が来なくなった時、妙な開放感を感じたなぁ…。


ざっくり言うと『お前は作家に向いてなかった』って話なんですが
一度燃えた上で燃え尽きたおかげで、憑き物が落ちたように角が取れて
20代前半までの、根拠のない万能感でいっぱいの痛いオタクからは卒業できてしまい
人間的には大人になった気がするので、やった甲斐はあるんだろうな、とは思うけど
やっぱ「負けた」感も強いんだよな…。
未だに、”這い上がれるかもしれない”とか考えちゃうのも
自らの少年期~青年期を否定したくないってことだろうし
むしろ、痛いアマチュアで居続けた方が、幸せだったんかなぁ…?


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1 コメント

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Unknown (a)
2016-03-16 12:12:47
要は成功に見合う努力をしなかっただけでは…
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