異世界転生チートのネット小説読んでみた

ここ数年、ネット小説はノーチェックだったので知りませんでしたが
「異世界に、チート状態で転生して無双する」ネット小説が流行ってるらしく
何点か書籍化もされてるというので、片っ端から読んでみました。
が、やっぱピンキリというか、玉石混淆ですね…。

特に、貴族の息子として転生したのに、成人しても言葉遣いが粗雑だったり
本人だけでなく周囲まで物腰が貴族っぽくないってのは、リアルさが無さすぎて駄目だ…。
イメージですが、若い作者にそういう粗い作りが多い感じ。


そんな中で継続して読んでるのは

「八男って、それはないでしょう！」
http://ncode.syosetu.com/n8802bq/

「マギクラフト・マイスター」
http://ncode.syosetu.com/n7648bn/

「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」
http://ncode.syosetu.com/n9902bn/

この3つ。
オレちゃんは、キャラ萌えはあまり重視しない設定厨なので
「八男～」の、脇役の男性キャラがちゃんと魅力的だったり
大人がちゃんと薄汚い大人だったりする、ドライな部分がすごく好みです。
ほかの2作品も、理系要素が入った作品に弱いってオレちゃんの性癖を覗いても面白いです。
ただ、異世界技術に共通点がありつつ発展度が違うので、続けて読むと混乱します。笑。

あと、上記3作品に共通する特徴として
『成り上がりの主人公を蔑む、無能な王族貴族』があまり出てこないってのがあります。
ネット小説黎明期の作品群は、その辺の描写がもっと濃かった記憶があるので
いわゆるライトノベル界隈の、嗜好の変化なのかもしれません。
『修行シーンがあっさりしてる』っていう、オタ業界のトレンドも引き継いでるしな。

おおむね毎日どれかが更新されてるので、新規開拓しつつのんびり楽しもうと思ってます。