今観たい映画が2本ありまして、1本は19日で上映が終わってしまう
ので今日観に行きたかったのですが、まだ体が本調子で無いので
諦めました。月曜日だと安いから、今日が良かったのですが、時間
が許せば明日以降、仕事帰りに行ければいいなと思ってます。
その映画というのは『ホテル・ルワンダ』です。
広島ではサロンシネマというミニシアターでの上映ですが、異例の
ロングランとなりました。にも関わらず、見逃してしまいそうな私・・・。
何故この映画が観たいかというと、ちょうど一年前に、REACH
(Recocilation Evangelism And Christian Healing for RUWANDA
「ルワンダの和解といやしの働き」)というNGO団体の一員として、
バプテスト連盟から派遣されることになったSさんという方にお会い
して、いろいろお話を伺う機会が与えられ、それまで無知・無関心
であったルワンダに対する祈りと悔い改めを迫られ、以来ルワンダ
のこととSさんの働きを気に掛けていたからです。
私にとってタイムリーな映画、の筈でしたが、やはりこういう「重い」
作品は、心身ともに整ってない時に観ると辛いものがあります。
というわけで、先延ばし。でも観れる時に観ておかないと、レンタル
は当分先だし、近所の店には置かれないかも知れないし。
さて、話はがらっと変わりますが、「共謀罪」をめぐる攻防がヤマ場
を迎えています。連休前の採決は阻止されたものの、与党は今週
中にも委員会採決を図る構えです。
犯罪行為が実際になされなければ(未遂や「凶器準備集合」などの
予備的行為も含む)処罰対象とならない現在の法体系を根本から
覆し、「話し合っただけで罪となる」というのは、ある意味憲法改正
に匹敵するような重大案件であるにも関わらず、多くの国民の知ら
ないところで、充分な議論もせずに成立させようとされているところ
に、これがいかに「危ない」法案かがよく現れています。
政府は「犯罪集団を取り締まるためのもので、一般国民に影響は
無い」と強弁していますが、政治家の答弁がいかに軽いものかは
過去に証明済みです。対象となる「犯罪組織」を限定・明記できない
ところが既に怪しい。そんなフリーハンドの法律を権力者に与えたら
どうなるか・・・。
と書くと、必ずといっていいほど、「悪いことをしなければ問題無い」
「テロや凶悪犯罪から身を守るためには必要」といった声が挙がり
ます。でも、本当にそうでしょうか。
後者については、また稿を改めて。とりあえず、「テロ」だの「犯罪
集団」や「外国人」による「凶悪犯罪」だのは、騒がれるほどには
実際起きてはいない、ということだけ述べておきます。
さて、前者に関してですが、何が「悪いこと」かを端的に表す事件
を見つけました。
詳しくは「弾圧は共謀罪のさきどり」というサイトをご覧頂きたい
のですが、4月30日、東京で行われたフリーターらによるメーデー
集会で、事前の申請では問題とされなかった行為が「道路交通
法違反」に問われるなどして逮捕・拘留されるという事件があり
ました。
警察・権力が「誰を」取り締まろうとしているのか、よく分かります。
と同時に、現行法で既に対応可能である(と権力側は考えている)
にも関わらず、あえて「共謀罪」を新設しなければならないところに
権力側の「罪の自覚」とそれを正当化しようという思惑が存在する
ことが伺われます。
本当に危ないのは、どっちでしょう? いるかどうかも分からない
「犯罪者」を疑うなら、権力者を全面的に信頼しなければならない
理由は無いと思いますが。
ので今日観に行きたかったのですが、まだ体が本調子で無いので
諦めました。月曜日だと安いから、今日が良かったのですが、時間
が許せば明日以降、仕事帰りに行ければいいなと思ってます。
その映画というのは『ホテル・ルワンダ』です。
広島ではサロンシネマというミニシアターでの上映ですが、異例の
ロングランとなりました。にも関わらず、見逃してしまいそうな私・・・。
何故この映画が観たいかというと、ちょうど一年前に、REACH
(Recocilation Evangelism And Christian Healing for RUWANDA
「ルワンダの和解といやしの働き」)というNGO団体の一員として、
バプテスト連盟から派遣されることになったSさんという方にお会い
して、いろいろお話を伺う機会が与えられ、それまで無知・無関心
であったルワンダに対する祈りと悔い改めを迫られ、以来ルワンダ
のこととSさんの働きを気に掛けていたからです。
私にとってタイムリーな映画、の筈でしたが、やはりこういう「重い」
作品は、心身ともに整ってない時に観ると辛いものがあります。
というわけで、先延ばし。でも観れる時に観ておかないと、レンタル
は当分先だし、近所の店には置かれないかも知れないし。
さて、話はがらっと変わりますが、「共謀罪」をめぐる攻防がヤマ場
を迎えています。連休前の採決は阻止されたものの、与党は今週
中にも委員会採決を図る構えです。
犯罪行為が実際になされなければ(未遂や「凶器準備集合」などの
予備的行為も含む)処罰対象とならない現在の法体系を根本から
覆し、「話し合っただけで罪となる」というのは、ある意味憲法改正
に匹敵するような重大案件であるにも関わらず、多くの国民の知ら
ないところで、充分な議論もせずに成立させようとされているところ
に、これがいかに「危ない」法案かがよく現れています。
政府は「犯罪集団を取り締まるためのもので、一般国民に影響は
無い」と強弁していますが、政治家の答弁がいかに軽いものかは
過去に証明済みです。対象となる「犯罪組織」を限定・明記できない
ところが既に怪しい。そんなフリーハンドの法律を権力者に与えたら
どうなるか・・・。
と書くと、必ずといっていいほど、「悪いことをしなければ問題無い」
「テロや凶悪犯罪から身を守るためには必要」といった声が挙がり
ます。でも、本当にそうでしょうか。
後者については、また稿を改めて。とりあえず、「テロ」だの「犯罪
集団」や「外国人」による「凶悪犯罪」だのは、騒がれるほどには
実際起きてはいない、ということだけ述べておきます。
さて、前者に関してですが、何が「悪いこと」かを端的に表す事件
を見つけました。
詳しくは「弾圧は共謀罪のさきどり」というサイトをご覧頂きたい
のですが、4月30日、東京で行われたフリーターらによるメーデー
集会で、事前の申請では問題とされなかった行為が「道路交通
法違反」に問われるなどして逮捕・拘留されるという事件があり
ました。
警察・権力が「誰を」取り締まろうとしているのか、よく分かります。
と同時に、現行法で既に対応可能である(と権力側は考えている)
にも関わらず、あえて「共謀罪」を新設しなければならないところに
権力側の「罪の自覚」とそれを正当化しようという思惑が存在する
ことが伺われます。
本当に危ないのは、どっちでしょう? いるかどうかも分からない
「犯罪者」を疑うなら、権力者を全面的に信頼しなければならない
理由は無いと思いますが。