ブログ前号に続き、孫の宿題に悩まされた話。
上の写真は小学3年生が作った紙粘土細工。工作の宿題として孫が苦労して
作った。ばぁちゃんが指導して出来上がったが、ばぁちゃんの手はほとんど
入っていない。
孫が初めて挑戦する紙粘土に「ばぁちゃん」は犬の細工物を
作ってみせた。制作意欲がわいた孫は、我が家の餌場に毎日現れる雀を
モデルにしてつくりはじめた。テーマを思いついたのは本人である。
「ばぁちゃん」はインターネットで雀の写真を取り出して孫に提供していた。
ここまでに至るには何日も要した。
工作に意欲があるのはよかった。だが、羽が動くようにしたいと泣きながら
主張するのには困った。孫はとうとう大工道具箱から蝶番をみつけてきて
動く羽をつくりあげた。足台も自分でつくったもの。私に作ってくれた
コースターを利用していた。
粘土が乾くには時間がかかるが、帰宅が迫ったので、やわらかいまま
色を塗り上げた。完成したときの孫の喜びようたらなかった。
「ばぁちゃん」は粘り強く相手をしてくれた。でも、ばぁちゃんはとても
疲れた。制作にとっかかるのにとても時間がかかり、お世話が大変だった。
帰る前の日、孫が「じいもばぁも、僕がいたのできつかった?」と
此方を泣かせるような言葉をいった。孫は孫なりに苦労していたのは
わかる。今度の外泊は孫をグンと成長させたらしい。
8月23日、孫は雀を入れた箱を下げて新幹線に乗り込んでいた。
こうして、私はやっとブログを書く時間を取り戻すことが出来た。
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