奈良時代の話です。天平2年(730)、
藤原氏が政権を一族で独占していたころ
朝鮮半島から伝播した天然痘が猛威をふるいました。
医学が発達していない時代ですから、
日本中の人が疫病を恐れ混乱の極に至りました。
ウイルスを抑えるには こんにちでも苦労しているのですから
当時の日本人が見当違いの行動をしたのはむりもありません。
歴史小説『火定かじょう』はその混乱ぶりを描いています。
私たちは古代の人をわらうことは出来ません。
アメリカ合衆国の前大統領は間違った指導をしました。
日本の政治家だって自分の行動を律しきれないでウイルスを
まき散らしているではありませんか。
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